
あけましておめでとうございます!
今年も転職ホームルームをよろしくお願いいたします。
ついにオリンピックイヤー2020年の幕開け!
今年の流れがどうなるかを予想してみました。
教育界でも様々な変化が予想される2020年。
自分の働き方の軸はなんなのか? そう問いかけられる一年になると思っています。
この記事を読めば、教員の転職や働き方を取り巻く最新事情がわかりますよ。
スポンサーリンク
もくじ
教員の働き方を取り巻く環境の変化~2020年~
東京オリンピック後に景気は悪くなる!?
過去、2004年のギリシャ・アテネオリンピック。そして、2008年の中国北京オリンピック後に開催国の景気の悪化が指摘されました。
景気が悪くなれば当然、企業は採用をへらします。
今まで好調だった売り手市場から一転、企業が採用を絞るケースも予想されます。
ただ、大方の予想通りにいかないのが経済情勢。
能力のある人は内定をたくさん得て、市場価値がない人は就職できない。そんなふうに2極化していく可能性もあります。
教員の働き方、転職はますますふえる
教員からの転職希望者はどのくらいいるのか?
さて、教員のみなさんにちょっくら聞いてみよう!
「来年こそは教員辞めてやる!」って人はRT
「来年も教員として頑張る!」
って人はいいねポチッとよろしくぅ!
— さとる@教師からの転職 (@SatoruTeacher) December 19, 2019
上記のツイートに反応してくれた方のうち、約3分の1が「今年こそ教員やめてやる!」と鼻息を荒くしています。
もちろん、僕はTwitterでは転職キャラですので(笑)
フォロワーさんも転職希望者がもしかしたら多いことが予想され、実態よりも数値が多いことは割り引いて考える必要はあります。
転職希望者は年を追うごとに増えている
では、転職市場全体の動向はどうなっているのでしょうか?
転職サイト「doda」が発表している転職求人倍率レポートによると転職の求人の数と転職希望者はどちらも年々増え続けています。
トヨタの会長も「終身雇用制度を維持するのは企業にとってもインセンティブがない」といっていたのが去年(2019年)のお話。
もはや、世間一般では転職は珍しいものではなくなってきました。
そして、その波は教育業界へも確実に押し寄せています。
どちらかというと「保守的な」教員界隈にもようやく転職機運が高まってきている、という表現の方が正解かもしれません。
教員の働き方の変化、2020年以降
変形労働時間制は2021年度から
そして、去年(2019年)教員Twitter界隈を非常ににぎわせた「変形労働時間制」。
こちらは来年2021年の4月から導入が予定されています。
各自治体によって導入の是非を決める、とのことですが導入する自治体は必ず出てくるでしょう。
現に多くの国立付属校ではすでに「変形労働時間制」が導入されていると聞きます。

2020年度から小学校の学習指導要領が改定
また、教員のブラック労働化にさらに拍車をかけるおそれがあるのが、今年からの学習指導要領の改定です。
「プログラミング教育」「小学校での英語授業の必修化」「道徳の教科新設」など、正直現場にはまだまだ降りてきてない事柄がたくさん。
教員志望者は減り続けている
そして、教員志望者は年々減り続けています。
公立小学校の教員採用試験、競争率は過去最低の2.8倍『朝日新聞デジタル』
僕が教採試験に合格した約10年前は、そもそも大学を卒業してストレートに合格する人はほとんどおらず、数年間は講師で下積みをしてからようやく合格というのが一般的でした。
合格すれば親戚中から祝福され、「やった、これで一生安泰だ!」と心のどこかで思ったものでした。
今はそもそも教育学部が不人気で、教員になるのも親御さんが「ブラック労働だからやめとけ」という始末。
現場では「先生が足りない」「病欠者が出ても代用教員が来ない」という声があふれています。
健康を害する前にと、見切りをつけて教員を退職して違う道へと進む方も実際に増えています。
2020年は教員の働き方について考えるいいキッカケに
もちろん、このサイトの趣旨はいたずらに「教員からの転職」をあおるものではありません。
2020年の流れとしては、
・自分が今後どのように働いていくのか?
・自分の働き方は、人生の軸は何なのか?
上記の課題を突きつけられる1年になると予想しています。
まずは自分の働き方、大切にしている価値観についてじっくりと向き合ってみる。
そして動くなら、早いほうがいい!
ライバルが休んでいる時こそ、チャンスです。
僕が教員からホワイト企業への転職に成功したのも、まだ「教員からの転職」が一般的でなかったのも理由だと思っています。
もっと優秀な先生たちに出し抜かれていたかもしれませんからね(汗
新しい年、自分の働き方についてもう一度考える所からはじめてみませんか?
