今回は、9年間小学校教員をつとめたあと、プログラミングスクールでの学習をへてITエンジニアへと転身。
だいすさん(@dice_motosensei)からいただいた体験談をご紹介します。
・超超超ブラック労働や先の見えない職場環境で転職を決意
・一発奮起!スクールでプログラミングを学ぶ
・現在では教育×IT(EdTech:エドテック)の現場で活躍中
特に、30代で転職を考えておられる方はこの記事を読むと勇気づけられますよ!
もくじ
教員からの転職、エンジニアへ
教員になろうと思ったキッカケ
小学校6年生の時の担任の先生の影響が大きいです。
大好きな先生で、あんな先生になりたいなって思いました。
教えることも子供も好き(当時は…笑)だったので、教員を志しました。
ちなみに、自分は中学生のころから、将来の夢は教員一筋でした!
教員をやっていてよかったこと
初任で担任し、1年空けてから5,6年と担任した最初の卒業生が今も忘れられません。
自分との相性がすごく良くて、6年担任の1年間はめちゃくちゃ楽しかったです。 今でも鮮明に思い出します。
卒業式の日はめっちゃ泣きました。 離任式のときにはクラスの半分以上子が来てくれたり。
今でも連絡とりあったりしていて、関係の深い子たちです。
教員からエンジニアへの転職!やめたキッカケ
超超超ブラック労働
世の中にだいぶ認知されているので今さらいうまでもないですが…。
朝7時から夜の20時まで休憩なしノンストップで働きつづける。
行事前や成績処理の時期は残業ありきで仕事が組まれている。
しかも教員が自発的に仕事をしているので、残業代はなし。
あらためて文章にするとドン引きしますね。
将来への不安
教員4年目頃から「定年までは続けられないな…」とうっすら感じていた僕にとって、自身に市場価値がないというのはかなり致命的でした。
辞めたいときに辞めたとして、別の働き口がないことを意味します。
これからの社会に求められるスキルを身につけなければ、という危機感に近い気持ちが芽生えました。
キャリアのビジョンが描けない
学年主任も4年間やりましたし、決して向上心のない部類ではないと思うのですが……
教務主任→その後管理職とキャリアを積んでいく自分のビジョンが全く見えませんでした。
とくに、基本的に嫌われるポジションであり、さらに過酷な労働環境の管理職になって学校にいる姿がどうしても想像できませんでした。
「このまま教員として一生を終えていていいのかな」という思いに至りました。
だいすさんのブログ「公立学校で9年間働いただいすが転職を決めた3つの理由」
教員から転職、エンジニアへの道!
転職活動の思い出
よかったことは、いわゆる転職活動を経験できたこと。
小学校の教員という狭い世界では体験できない、世の中には様々な会社があり、いろんな事業が存在していることを目の当たりにすることができました。
苦労したことは、書類が通らない、会ってもらえないことがほとんどだったこと。
わかっちゃいたけど、30代の業界未経験での転職はやっぱしんどいですね。
今の会社に入社を決めたキッカケ
志望度が最も高い会社だったから。
「先生を助けるためのシステムを作る」という、まさに自分がやりたいことをやっている会社でした。
前職との親和性も高く、会社も自分を求めてくれました。
教員からの転職、エンジニアへおすすめのサービス
ワークポート ⇒エンジニア転職に強いエージェントだけあって、自分の希望に合わせた求人を紹介してくれました。
テックキャンプ…実際に僕が通ってITスキルを身につけて、その後内定まで獲得したプログラミングスクールです。
最後に、教員からの転職を志す人へひとこと
簡単ではないけど、不可能でもありません。
本気で人生変えようと思うなら、今すぐ行動を起こしましょう!見える世界が激変しますよ!