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仮想通貨(暗号通貨)とは?忙しい教員向けにわかりやすく解説

仮想通貨 教員
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仮想通貨とは?

数年前から日本でも流行した「仮想通貨(かそうつうか)」という言葉を知っている方は多いと思います。

ビットコインのことだよね?」
「少し興味はあるけどよく分からない」
リスクが高そう

など、よく分からない世界のものとしてスルーしてきた方も多いのではないでしょうか?

今回はそんな方に向けて仮想通貨(暗号資産)ビットコインについて分かりやすく解説させていただきます。

さとる
さとる
こんにちは、2018年から仮想通貨にコツコツと投資をしている元中学教員のさとる(@SatoruTeacher)といいます
プロフィール

・31歳の時に中学教員から民間企業へ転職
・現在は機械メーカーの総務、WEB広報を担当
ファイナンシャルプランナー2級所持
・株、NISA、仮想通貨などを中心に3年以上の投資経験あり

この記事を読めば仮想通貨をまったく知らなかった人でも、概要をつかめるようになっていますのでぜひ参考にしてくださいね。

この記事を読んでいただければ、

「先生、仮想通貨ってなに?」

「生徒が仮想通貨をめぐるトラブルに巻き込まれたようなのですが、どうしましょう??」

という事態にも対応できますよ。

・仮想通貨は国以外が発行するデジタル通貨

・ビットコインは2,000種類を超える仮想通貨のひとつ

・ブロックチェーンという改ざんしにくい技術が使われている

仮想通貨とは?教員向けにやさしく解説

さとる
さとる
仮想通貨の大きな特徴は2つあります。ひとつずつ解説していきます。

「デジタル通貨」

仮想通貨の1つ目の特徴は、インターネット上に存在するデジタル通貨であるという点です。

仮想通貨は通貨という名がついていますが、普段私たちが使う日本円のように紙幣や硬貨などの実物が存在しません。

一般的に仮想通貨は「ウォレット」と呼ばれる専用のアプリをスマホやPCにインストールして管理や保管、送金などをしていきます。

「国が発行していない」

2つ目の特徴は「国が発行していない」という点です。

円を例にしてみると、日本円は「日本銀行」という国の機関が発行して、その価値を「国」が保障または管理しています。

いっぽうで仮想通貨は国以外の企業や団体によって開発されたもので、仮想通貨を保有する人達ひとりひとりで価値を保障したり、管理するシステムを採用しています。

これを「分散型管理(ぶんさんがたかんり)」と呼び、円やドルなどのように1つの国や機関だけが管理することを「中央集権型管理(ちゅうおうしゅうけんがたかんり)」と呼びます。

よくnanacoやsuicaなどの電子マネーと混同されますが、電子マネーは国が発行した円をデータ化したものなのであくまでも単位は「円」。仮想通貨とは異なります。

仮想通貨は「国以外が発行したデジタル通貨」だと覚えておきましょう。

仮想通貨と暗号資産は一緒

仮想通貨とよく似た言葉で「暗号資産」という言葉を聞いたことがありませんか?

どちらの言葉も同じ意味だととらえてもらって大丈夫です。

2018年12月に金融庁が仮想通貨の呼び方を「暗号資産」に改めるとの通達を発表して現在に至っています。

「通貨って付くと国が発行してるように見えるから、紛らわしいじゃん」
というのが主な理由。

このサイトでも世間一般で認知されている「仮想通貨」、あるいは「仮想通貨(暗号資産)」にて表記をさせていただきます。

暗号資産とは?仮想通貨との違いは?『コインチェック公式サイト』

ビットコインについて、元教員がわかりやすく解説

ビットコイン 教員

ビットコインは仮想通貨の代表選手

「ビットコイン」の名前は多くの人が耳にしたことがあると思います。

実はビットコインは、たくさんある仮想通貨のうちの1通貨なのです。

現在、2,000種類を超える仮想通貨が存在するといわれていますが、ビットコインは世界で初めての仮想通貨で、代表的な存在

ビットコインは、2008年に「サトシナカモト」と名乗る人物がインターネットに投稿した論文をもとに開発されました。

その後2010年にビットコインを売り買いできる「ビットコイン取引所(とりひきじょ)」が初めてオープンされ、現在では日本国内にも数ヶ所のビットコイン取引所が開設されています。

2020年12月7日現在のビットコインの価格は約200万円となっており、これを「1BTC(ビーティーシー)=200万円」と表記します。

BTCはビットコイン1枚あたりの単位であり、全ての仮想通貨はこのようなアルファベット表記で単位を表します。

ビットコインで決済もできる

まだ広く普及はしていませんが、ビットコインを使って「決済」することも可能です。

2010年のアメリカでピザ2枚を1万ビットコインで購入した例が、世界で初めてのビットコインを使った買い物だとされています。

現在の価値に直すと約200億円という驚くべき値段ですが、それほどまでにこの10年でビットコイン価格が急上昇したということを意味していますね。

大手企業では、ビッグカメラがビットコイン決済に対応。

インターネットまたは実店舗でも買い物の支払いがビットコインでできちゃいます!

2020年11月には、アメリカの大手決済会社PayPalがビットコイン事業に参入し、ビットコインの価格が高騰する一因となりました。

今後、仮想通貨が日用品の買い物支払いに使える日も徐々に近づいてくることでしょう。

ブロックチェーンについて、元教員がわかりやすく解説

仮想通貨の多くが「ブロックチェーン」という技術を採用しています。

これはビットコインをはじめとする仮想通貨において最も重要な技術となっています。

仮想通貨はインターネット上に存在するデータであるため、データを書き換えられたり(改ざん)、盗まれたり(ハッキング)されることが最大のリスクとなります。

ブロックチェーンは仮想通貨の取引データを「暗号化」して記録します。

記録されたデータのかたまりを「ブロック」と呼び、世界中に分散されたブロック同士がひとつの「チェーン」でつながっているようなイメージです。

データの記録は常に監視されており、書き込まれたデータは誰かの承認がないと認められません。

つまり、みんなで持ち合ってみんなで管理するシステムであるため、事実上改ざんができないといわれています。

実際にブロックチェーンとビットコイン誕生から10年近く、管理者がいない状態でも不正やトラブルが起こることなくシステムが働き続けています。

このブロックチェーンの高い技術は、仮想通貨(暗号資産)だけではなく、銀行などの金融機関、流通業や自動車業など様々な産業が導入しようとしています。

まとめ

さとる
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仮想通貨について、もう一度整理しておきましょう

・仮想通貨は国以外が発行するデジタル通貨

・ビットコインは2,000種類を超える仮想通貨のひとつ

・ブロックチェーンという改ざんしにくい技術が使われている

今回は仮想通貨とビットコインについてできるだけ分かりやすく解説しました。

3つのポイントをおさえておけば、より仮想通貨について理解が深まると思います。

今の子ども達が大人になる頃には、仮想通貨(暗号資産)がさらに一般的になっていたり、ブロックチェーンの技術が様々な分野に応用されていることでしょう。

技術としても未来のある分野なので、ぜひ一緒に勉強していきましょう!

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