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教員を続けるか民間企業へ転職するか迷っているあなたへ、違いを徹底解説

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「教員を続けるか、あるいは民間も含めて転職先を探すか迷っている」

「もし、民間企業へ就職したら、公務員とどんな点が違うのだろう?」

さとる
さとる
こんにちは、31歳の時に中学教員から機械メーカーの営業職へ転職したさとるといいます。

Twitter(@SatoruTeacher)のフォロワーさんは3,000人以上。
おかげさまでたくさんの人とつながることができて嬉しいです。

僕も公立校の教員から民間企業へ転職したばかりの時は、めちゃめちゃビビってましたし、文化の違いに戸惑うこともたくさんありました。

公立校と民間の違い

・コスト意識の差

・スピード感

・仕事の相手が大人かこどもか

・同僚との関係性

・リストラや倒産リスク

僕は、機械メーカーの営業職として今まで100社以上を訪問してきました。

自分の会社だけではなくて、世間一般の民間企業と公務員との違いについてもそれなりに語れると自負しています。

もちろん、会社によっても風土は違いますし、学校もそれぞれ雰囲気は異なります。

こういう傾向があるんだなど、参考にしていただければ嬉しく思います。

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教員辞めたら幸せです!月残業10時間で毎日家族と夕食を囲む僕の一日31歳で中学教員をやめたその後のお話。現在機械メーカーの営業職で奮闘中!教員を辞めたメリットとデメリットを徹底解説しています。教師からの転職を考えている人必見の内容です。...
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教員と民間企業の違い、コスト意識

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いちばんの違いはコスト意識

教員(公務員)と民間企業のいちばんの違いとはなんでしょう?

教員はお金を生み出しませんが、民間は利益を出さないと会社がつぶれてしまいます。

というわけで、どこの民間企業であれ「仕事=利益を出すためにする行動」という意識が徹底しています。

会社や部署によって、年間の予算、どれくらい売上を上げるかや1年間でどんなことをしていくかが決定されています。

コスト意識にはメリットもたくさん

こう書くと、ノルマ至上主義で毎日上司から進捗を詰められる、みたいなのを想像されるかもしれませんが、ご安心ください。

教員は「こどものため」という名目で、いくらでも仕事に時間を費やしますが、

民間企業は顧客のためにならないことや、利益につながらないことはしません。

「コスト=自分たちがかける労力」という意識もあります。

残業代ももちろんコストなので、ダラダラと残業している人よりもきちんと時間を区切って成果を出せている人の方が評価される傾向にあります。

実際、僕の2020年1月~6月の平均の残業時間月10時間未満。

ほぼ毎日、家族と夕食をとってこどもとお風呂に入り、寝かしつけをすることができています。

教員と民間企業の違い、スピード感

学校の場合ですと、意思決定に時間がかかる。

職員会議で2時間以上話し合いをしたけど、決まったのは「前年度と同じようにやります」ただそれだけ(笑)

あるあるですよね(泣

先ほど述べたように、時間に対するコスト意識。

民間企業では、無意味な会議をきらいます。

決められた時間よりも早く終わるのがよしとされます。

会議で決まったことは、すぐに分担が割り振られ実行へとつなげられます。

僕も、転職してやっと仕事に慣れてきた2年目以降は、上司やもっと上の役職の方にいくつか提言をしてことがありますが、

即採用されたことも何回かあります。
(ただし、見通しが甘いとカンタンにボツにされますけど笑)

教員と民間との違い、相手が大人かこどもか

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ビジネスの相手が大人かこどもかというのも重要なポイントです。

民間企業は同僚も大人、顧客も大人である場合がほとんど。
*塾の講師や学童支援員など子ども相手の職種も存在しますが、ここでは除外

大人ですと、当然論理的な話も通じますし、イレギュラーな事象も少なくなります。

逆に、こども相手ですと強権的にクラスの生徒にいうことを聞かせる。
なんてこともできますが、大人相手では通用しません。

特に僕が担当している法人営業は、お相手も〇〇課長や中には役員クラスの人が出てくることもあり、底が浅いと一発でバレます。

日々自己研鑽が必要になりますね。

論理的に仕事を進めたい、という方には民間企業の方が向いていると思います。

逆に「こどもと関わりたい!こどもの成長を日々感じたい!」というあなたは、教員の方が合っているのではないでしょうか。

教員と民間の違い、同僚が良くも悪くもドライ

教員ですと、体育会系のノリといいますか、

「職員室はワンチーム、よっしゃ行事も終わったし飲みにいくぞ!二次会はカラオケじゃ!」

という雰囲気はかなりあると思います。

この辺は「社風による」場合がかなりあります。(体育会系のノリの民間企業もあります)。

また社員が少ないベンチャー企業などですと、従業員の結束力も固いでしょう。

事前に会社の口コミを探る。

面接官や会社説明会の雰囲気などから探る。

などして、自分に合った社風かどうか雰囲気をつかむとよいでしょう。

教員と民間の違い、リストラ・倒産リスク

民間では業績が悪くなると、「早期退職募集」など事実上のリストラもありえます。

僕が実際に見たところでも、コロナの影響で倒産した取引先もあります。

公立校の教員の良いところはリストラがない!

ボーナスカットもありません!

(そのかわり激務すぎて、自分がつぶれるという可能性はありますが)

安定した給与や雇用を求める人は、公立校の教員のほうが向いています。

いざとなったら、また転職したらいいや。

まずは今の環境で一生懸命やって、スキルを磨いていこう。

戦国時代を生きる野武士のような気概、といってしまうと大げさですが、「なんとかなるさ」という思いを抱くことができるのは、転職を経験したからこそだと思います。