こんにちは、「教員からホワイト企業への転職に成功」した、元中学教員のさとる(@SatoruTeacher)といいます。
おかげさまで、Twitterで2500人以上の方にフォローいただいております。
先日、仕事の休憩中にいつも通りスマホを開くと、なんともうれしいDMが!
初任教員から転職活動をされていたあやさん(仮名)から、無事第一志望のWEB系の会社へ内定をゲットしたとのご報告をいただきました。
・適応障害と診断され、昨年夏から病休
・その後、僕のツイートを見て転職を決意
・運命の転職エージェントに出会うことができて
・電話や直接面談を重ねて転職活動スタート
・ついに第一志望の会社から内定が出る
おめでとうございます!
ほんとに自分のことのように嬉しいです!
今回はあやさん(24歳仮名)からいただいたDMを元に記事を構成されていただきます。
特に、初任で悩んでいる方、女性の方にとって参考にしていただければと思います。
もくじ
教員からの転職相談、あやさんの場合
教員を志望した理由
自分が恩師との出会いで人生を変えてもらったので、教育って社会貢献度の高い仕事だなと思ったからです。
あと、子どもたちが過去を振り返ったときに、その時の自分は安心して毎日を過ごせていたって事実を作ってあげたかったというのもあります。
教員をやっていてよかったこと
教員やってて良かったってエピソードはもう山のようにあります!笑
けど一番印象的だったのは、算数が苦手で授業のたびに奇声を上げていた子を新しく担任したときのことです。
根気強く支援していたある日「あや先生のおかげで算数が楽しい」って言ってくれた日のことは一生忘れないです。
教員をやっていてつらかったこと
子どもと関わってる時が1番幸せだったのですが、労働環境のせいで潰れてしまったことを恨んでます。
子どもと関わる時間さえ与えてくれない現代の日本の教育ってなんなんでしょうね。
教員からの転職相談、退職したキッカケ
いきなり学級担任はツラすぎる
今年度から正規採用されて小学校の教諭になりました。
4月からいきなり40人学級の担任を任され、しかも副担任や加配などのフォロー体制はなし。
平日だけでは教材研究や指導案などの業務が追いつかず土日も出勤。
休みもなく、身体も心もボロボロになり、4月〜6月の間に40度越えの発熱が3回つづきました。
病院にて適応障害と診断され、7月から病休に入りました。
小学校初任から休職中
休みを取った当初は、虚無感に襲われて何も考えられませんでしたが、普通に家事をしているだけで幸せすぎて涙があふれました。
休みに入ってしばらくし、教育現場に不信感を感じ、もう教員には戻れないという気持ちが強くなっていったところで、さとる先生のツイートや教師から転職された方のツイートを目にしました。
教員の転職に否定的な意見しか耳に入って来なかったぶん、目からウロコで今日までたくさん勇気づけてもらいました。
教員からの転職相談、転職エージェントに出会う
自分に合ったエージェントを見つけよう
私自身は今のエージェントさんと出会う前に大手3社くらいに登録していました。
ですが事務的なやりとりで自分には合わなかったため、
小規模ではありますが、若く勢いのあるエージェント企業を探しコンタクトを取ったところ、今回の内定につながりました!
書類の添削だけでなく、面接での志望理由や教員の退職理由なども一緒に考えてくださり、無知だった私に転職のノウハウを教えて下さいました。
企業に応募するときに、紹介文もたくさん書いて頂きました。(私の場合、書類がたくさん通ったのはこの紹介文のおかげだと思っています)
転職するときは絶対に自分に合ったエージェントさんと転職活動されることをおすすめします。
教員からの転職相談、第一志望の会社へ内定をゲット
今の会社を選んだ理由
約3ヶ月にわたる転職活動のすえ、第一志望だったWEB系の会社に内定をいただきました。
今の会社がいいなと思った理由は、
○未経験でも安心できるしっかりとした研修体制が整っている
○東京に本社があり、〇〇(住んでいる地域)立ち上げメンバーの募集ということでフレッシュ感がある
○事前に調べた口コミなどで、人間関係が風通しの良い会社・有給取得を推奨しており旅行に行く社員も多かった、と書いていたためです。
今の会社の面接での印象
○責任者の方の受け答えがとにかく丁寧で、入社後にギャップが生まれないよう私の企業へのイメージと実際の業務などをしっかりと確認してくれ安心できた
○今後の展望について話を聞いてくれ、こういうポジションも目指せるよとアドバイスして下さった
○オフィスが広く、綺麗で息がしやすそうだった笑
面接では、私たちは企業からたくさん質問を受けますが、一方でこちらも会社を選ぶ側であるという視点も大切だと思います。
たくさんの「先輩たち」と出会えるチャンスです。
わからない所は逆に面接官に質問をぶつけたり、オフィスや社内の雰囲気などもよく観察して、自分に合った会社かどうか見極めるようにしましょう。
って、実はエージェントさんからの受け売りなんですけどね(笑)
転職を志す教員の方へひとこと
わたしが踏み出せたのは、適応障害と診断して下さった主治医との出会い、親身になって相談に乗って下さったエージェントさんとの出会い、ネットの力、そして家族の支えがあったからです。
心病まれてる方には、受け入れることが辛く恥ずかしくても絶対に一度病院に行って、信頼できる主治医を見つけて欲しいです。
私は今も通院中ですが、メンタルケアでこれからも通おうと思ってますし、マイナスだった自己肯定感を少しずつ取り戻すことができました。
この経験が、誰かの役に立てばいいなと心から思っています。
まとめ、初任→病休でも転職できる!
そして熱いメッセージをいただきありがとうございます。
過酷な労働環境、そして病気を乗り越えて内定をつかんだあやさんのエピソードはきっと悩める先生たちへ希望を与えてくれるはずです。
新しい道に行くのはめちゃめちゃ不安ですよね。
僕も最初そうでした。そして入社して半年くらいは公務員と民間との違いに泣きそうになることもありました。
でもあやさんは
・教員になると言う夢
・第一志望の会社に就職すると言う夢
すでに人生で2つの夢を叶えてらっしゃいます。
自信を持って 次は人に夢を与えれるような活動をしていきましょう!
同じ転職仲間として応援しています。
当サイトについて
当サイトは、単に教員の転職をあおる目的ではなく、
・教員をやめたい人が、次のステージでも輝けるように
・教員を続けたい人が、やりがいを持って働けるように
様々な問題提起や情報を伝えることによって、教員・元教員のみなさんが自分のキャリアを考えるきっかけにしていただきたいと思っています。
教職からいったん離れたい人、教員を続けたい人、それぞれが輝ける未来を目指して。
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