「教員から民間へ転職したいけど、大手や上場企業はムリなのかな」
「中小企業やベンチャーへの転職が多いって聞いたけど……」
「せっかくなら名の知れた企業へ就職したい」
そんなお悩みをお持ちの方に、ピッタリの体験談をご紹介します。
Twitter(@SatoruTeacher)のフォロワーさんは4000人以上!
おかげさまでたくさんの人とつながることができて嬉しいです。
今回は、僕もTwitter上で親しくさせていただいている、小学校教諭のめぐさん(@mgmg05311) からの転職体験談をご紹介。
現在28歳、東京都在住小学校教員6年目
4月入社の内定獲得済み。これまでに2回の転職活動を経験
先生以外で世の中に価値を提供すること&教員からの転職で悩む人の役に立つことが今の夢
めぐさんは約半年にわたる転職活動ののち、ソフトウェア関連の上場企業のインサイドセールス職の内定をゲット!
*インサイドセールス…マーケティング・プロセスのひとつで主にHPやメールの問合せなどでサービスに関心を持ってくれた顧客に対して、電話やメールなどでコミュニケーションをとり、商談の設定までの橋渡し役をする職種
実は数年前にも転職活動をして内定を得ていためぐさん。
その時は教員に残る道を選んだそうなのですが
優秀な教員でもあった彼女がなぜ転職を選んだのか?
大手企業へ内定を得ることができた戦略とは?
この記事を読んだあと、将来への不安が晴れてきて理想の転職活動への第一歩を踏み出すことができますよ。
\大手への転職はプロにお任せ/
もくじ
教員から大手企業へ転職したキッカケ
そもそも教員になろうと思ったキッカケ
小学校、中学校でお世話になった先生へのあこがれ&勉強が好きで、人に教えることが得意でした。
教員時代の思い出
よかったこと
→子供達の成長が間近で見られる。
1-4年を担任し、低学年は2回やったので、毎日スポンジのように成長していく子供達の力をもらって働くことができました。
経験を積むにつれて、保護者に頼られたり感謝されることが増えたことです。
辛かったこと
→一年目に、保護者対応がうまくいかなかったこと。校長先生へクレームがきました。(涙
初任校では20時になっても帰れない雰囲気。遅くまで残って当たり前という風土と終わらない仕事量。土曜の午前は教材研究で潰れる毎日でした。
転職しようと思ったキッカケ
→働くことへの価値観の不一致、キャリア選択の狭まりに危機感をもちました。
教員から大手企業への転職活動
転職活動での良かったこと、苦労話など
28歳未経験からでも転職可能だった。(28歳がギリギリのラインといわれるそうです。)
苦労話は、事業会社によっては教員の経験に対して否定的な感情を持っている方もいることです
今の企業に就職を決めた決め手
企業の規模を従業員2000人以上の上場企業であること。
友人の友人が働いているなど、間接的にいいイメージがあること。
産休育休取得実績があること。内定後に社内資料をいただけたこと。
面接での質問内容が、なぜうちの企業か、ではなく、あなたはどんな人か、どんな考え方で仕事をする人か、に焦点が当てられていたこと。
熱意→二次面接が2時間あり、そのうち30分が実際の部署での仕事の説明、1時間は、今後私がどんなことを仕事にしたいか、企業として何をしていこうとしているか、だった点。
つまり、30分ほどしかいわゆる面接はやっておらず、ナチュラルに話ができ、かつビジョンが一致してますね!という熱意を面接官から感じたことです。
また、内定連絡後の保留期間も、企業の魅力をメールでやんわり伝えられ、私のことを求めていると感じました。
使用した転職エージェントや転職サイト、それぞれの印象
転職エージェントは良きサポーターとなってくれますが、それだけでは選択肢は狭くなってしまいます。
転職サイトを使ったり、自己分析や知識武装が必要になってきます。
エージェントや転職サービスを上手に利用しつつ、自己応募なども交えながら自分の軸を持って活動しましょう。
教員から大手企業へ転職できた戦略
徹底的に考え抜き、行動し続けた
・転職で自分がどうなりたいのか、きちんと軸を持つ
・徹底的に考え抜く
・やると決めたらきちんと行動に移す
・人との縁を大切にする
成功した秘訣、秘密は、、、ぶっちゃけよくわかりません。(苦笑)
ただ、1つ言えるのは圧倒的なご縁だということ。
今回内定をいただいたところは、直近まで第二志望でした。
けれど、結果振り返ってみると、こちらにいく運命だったのかも、と思えるくらい素敵な会社でした。
それを作ることができたのは、ここに至るまで、自分が納得いくまで行動して徹底的に自分軸で考えたからだと思います。
自分が、何を求めているのか、どうしてそう思うのか、そのために自分にできることは何か?
時には人の力も借りながら、徹底的に考え抜き、行動することが今回の転職活動の決め手かなと思っています
転職を志す教員へひとこと
教員の仕事は労働環境は厳しいですが、やりがいはあります。
ただ、教員になる前にインターンにいったり就職活動を行ったりして、自分の労働観に合うかは見極めた方がいいです!
一般企業→教員の方が間口は広いですよ。