転職体験談

小学校講師からの転職!JICA海外協力隊→コンサルへ~栗野泰成さん~

小学校教員 転職 コンサル
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こんにちは、「教員からの転職」をテーマに発信をしている元中学教員のさとる(@SatoruTeacher)といいます。

今回は、小学校講師からJICA海外協力隊、そしてコンサル会社へという異色の経歴をお持ちの栗野泰成さん(@Taisei_Kurino)にご寄稿いただきました。

教員時代のやりがい、JICA海外協力隊で見た世界、そして教員からの転職を考える方への熱いメッセージをつづっていただいております。

それでは、どうぞ!

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小学校教員からJICA海外協力隊へ

教員になろうと思ったキッカケ、志望した動機

小学校講師 サッカー部

僕は高校生までサッカーばかりやっていた学生でした。
そのため、大学進学もサッカーができる環境に進めればいいと漠然と考えていました。

しかし、受験に失敗し、高校時代の担任の先生から勧められてすべり止めで受験した教育大学に進学することになります。

完全に腐りきっていた僕は、次第に大学にも行かなくなり、
自分の将来に絶望していました。

そこでも僕を救ってくれたのはサッカーでした。
授業には行かないけど、部活には出るという生活を過ごすうちに、
ふと、高校時代の部活顧問の言葉が頭によぎりました。

「献身的なプレーでチームに貢献している」

これは、部活顧問がメディアのインタビューで僕をほめてくれた時の言葉です。

こんな自分でも認めてくれる人がいるんだ。
そう思った僕は、自分もそんな存在になれるならと小学校の常勤講師になりました。

小学校教員時代の思い出

しかし、いきなり小学校2年生の担任を任せられた僕は何もできません。

「先生、お母さんが先生のこと頼りないって言ってたよ」という担当クラスの女の子の言葉や、

サッカー部の顧問として引率した大会で、児童の荷物が盗まれ、教頭先生と一緒に家庭訪問をして謝ってまわった記憶など、

今思い返しても、苦い記憶です。
日々の業務に追われ、それをこなすことで精一杯でした。

一方で、休み時間に子ども達と一緒に遊ぶことや、準備した授業の反応が良かったとき、サッカー部の子ども達の成長を見る先生という仕事は、とてもやりがいのある仕事だと感じていました。

小学校教員からJICA海外協力隊に参加するきっかけ

転職しようと思ったキッカケ

やりがいのある仕事であると感じる一方で、精神的にも体力的にも疲弊していた僕は、別の道を探し始めます。

そんなとき、目に飛び込んできたのが、

「世界も、自分も変えるシゴト」という

JICA海外協力隊募集のキャッチコピーです。

採用試験は受験せず、JICA海外協力隊になることを決心した僕は、すぐに応募書類作成に取り掛かりました。

結果は「合格」。

実は2度目の受験でなんとか合格することができました。

JICA海外協力隊での良かったこと、苦労話など

 

小学校教員からJICA海外協力隊へ

教員の世界だけでなく、違う世界があると知れたことです。

JICA海外協力隊として、アフリカ(エチオピア)で教育活動をすることになるのですが、
これまでの人生からは想像もできなかったことが次々と起こりました。

路上で物乞いをしている人や、
ガムを売ったり、靴磨きをしたりして生計を立てているストリートチルドレンを見るたびに、それまでより広い視点で社会のことを考えるようになりました。

しかし、協力隊としての日々の活動が本当に役に立っているのか分かりませんでした。

そこで、帰国後、活動の社会的な価値を「見える化」するための研究をしたいと考え、大学院に進学します。

大学院、そして現在の職場へ

就職活動として、大学院在籍中にdodaDRIVEキャリアなど、非営利組織の紹介もしているエージェントに登録したり、主催するイベントに参加したりしました。

doda主催のイベントには、Teach For Japanやe-Educationといった教育関連のNPOも来ており、様々な仕事があることを知る、とてもいい機会になりました。

【参考】doda 公式サイト

最終的にはエージェントからの紹介ではなく、
ホームページから直接、社会的インパクト評価や社会的インパクト投資に特化したコンサルティングファームへ応募し、そこが現在の職場です。

協力隊時代に感じた疑問に向き合える仕事に巡り会えたと思っています。

転職を志す教員へひとこと

現在の教育業界は、先生が疲弊する構造になっていると感じています。

子ども達の幸せを願うなら、まずは子ども達の周りにいる大人が幸せに生活する姿を見せることがいいと思うのですが、なかなか難しい現実があります。

ご自身を追い込んでしまう前に、他にも「選択肢」があるということを知ってほしいです。

先生という立場でなくとも、子ども達を幸せにできる仕事はたくさんあります。

その選択肢を知ったうえで、それでもやっぱり先生を選ぶという方が、
あなた自身にとってはもちろんのこと、子ども達にも様々な経験を伝えられるのではないでしょうか。

広い世界を覗いてみよう!

さとる
さとる
栗野泰成さん、ありがとうございました!

栗野さんは小学校教員や海外での経験を活かし、教員の働き方に関する知見を綴ったブログも運営されておられます。

ご自身を「反面教師」と語ってらっしゃいますが、こうした挫折体験があったり、海外での豊富な経験をお持ちの方が、ぜひとも教育に関して今後も発信をしていただけたら日本はもっとよくなると確信しました。

 

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