転職のコツ

教員からの転職はうつ病経験者でもできる!上手に面接を乗り切る方法

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こんにちは、「教員からの転職」をテーマに発信をしている元中学教員のさとる(@SatoruTeacher)といいます。

TwitterのDMでいただく質問のひとつに

「長時間労働や職員同士の対人関係のストレスで現在休職中です」

「うつ病を発症したことがあります。それでも転職できますか?」

そんな声をいただくこともあります。

さとる
さとる
過酷な教育の現場で、こども達の未来のために必死で頑張っている先生たちにはほんと頭が下がる思いです

結論から言うと、うつ病などの病歴があっても転職できます。

実際にうつの経験をお持ちで、教員をやめて活躍されている方もいらっしゃいますよ。

この記事のポイント

・まずは治すことが先決

・病歴のことはなるべく企業に言わない

・うつ病経験者でも転職できます

仕事が原因でうつ病になった場合、失業手当のほかに傷病手当金がもらえるケースも、くわしくはこちら↓

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教員でうつ病経験ありでも転職できる

まずは病気を治してから

心の病等で休職する教員は年間5,000人以上。

中には復職できず、そのまま退職するケースも。

さとる
さとる
僕もうつと診断はされませんでしたが、教員時代は疲れているはずなのに寝付けなかったり、頭痛がすることがたびたびありました。

どうしても精神疾患をわずらっている間は、不安になりやすかったり、逆に過剰にやる気になったりします。

右肩上がり回復するというよりは、波を描くように少しずつ治癒していくケースが多いんですね。

今日は調子がいいな、と思っても次の日はしんどかったり。
昨日はできたことができない…などと落ち込んでしまったり。

病気療養中は、退職や離婚、財産の処分など重要な決断はなるべくしないように指導されます。

あせる気持ちはとてもわかりますが、まずは療養に専念しましょう。

お医者さんの意見を聞いてからにしよう

治ったかどうかの判断の目安ですが

・以前気になった症状(めまい、吐き気、動機、不安感など)が気にならなくなった

・復職しよう、あるいは仕事を探そうと前向きな気持が続くようになった

このような自覚症状を治癒のめやすととらえる専門家は多いようです。

お医者さんも「よし!君は治った! 明日から職場へGOだ!」というよりは

「仕事にいく意欲がありますか? (もしYesなら)そろそろ、復職してみますか?」とやんわりと聞かれるケースが多いです。

それから、復職あるいは教員を退職して新しい仕事を探す決断をしても遅くはありません。

休職中に転職活動という手も

最終、自己責任にはなりますが、休職中、快方に向かった段階で転職活動をしてみるという方法もあります。

「外部リンク」休職中の転職はOK?休職を不利にしないやり方

■メリット

・書類作成や面接対策などに時間を取れる。日程の融通もききやすい。

・仮に転職活動がうまく行かなくても、復職できる。

■デメリット

・企業にバレた時にどうしよう?という不安がつきまとう

教員のうつ病からの転職!面接対策

病歴のことはなるべく言わない

では、うつ病を経験したのち教員から転職する場合、企業にはきちんと伝えたほうがいいのでしょうか?

あくまでも僕の意見ですが、わざわざこちらから伝える必要はないと思っています。

また面接する企業側も、いちいち病院を調べて情報収集する、なんてことはしません。

(医師も正当な理由なく個人情報を漏らすと罰せられます)

体調不良の原因は客観的な数字で伝えよう

ただし、

・職歴が空いてしまってて企業に突っ込まれそう

・臨機応変に対応するのがややニガテ

という方は僕がTwitterで以前親しくさせてもらっているあにえさんが、この辺の乗り切り方をうまく記事にまとめてくださってますのでぜひ参考にしてみてください。

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女性教諭の転職!教員からSEへの道~あにえさんの場合~こんにちは、「教員からの転職」をテーマに発信をしている元中学校教員のさとるといいます。 今回は、元女性教員の転職体験談ということで...

以下、いただいた体験を交えて解説させていただきます。

私の場合、退職理由は体調不良です。でも「なるべくして(うつに)なった」と言いますか。
残業月平均100時間、休日は月1日。これって、教員から見れば当たり前かもしれませんが、世間一般では異常です。

異常なので、エージェントや採用担当者、その他誰が見ても「そら無茶や、誰でも倒れんで」と言わしめる理由となりました。
だから、前述のマイナス理由に残業時間や症状を正直に言いました。

僕も上記のように月100時間以上の残業や、部活指導などで土日も休みがないさまを退職理由のひとつとして、面接時に正直に企業に伝えたところかえって同情されました。

志望動機とうまくからめて企業に説明することができれば、マイナスにはならずに、むしろ転職するストーリーととしての説得力が増すと思います。

医師のお墨付きがあるなら「大丈夫です」と言い切る

面接官は医者ではありません。むしろ、病名を言うとびっくりされたり「まだ治ってへんやん!」と思われたりする可能性も。

ただし、現在、医師がどう診断しているのかは知りたいのです。要は専門家のお墨付きがほしいんですね。だって、採用担当者は不安でいっぱいのはずです。

そんなわけで「今は主治医とも相談した結果、体調が回復したと判断したため、現在転職活動を行っています!」と堂々と言えばOKです。

「たぶん、大丈夫だと思います」というあいまいな言い方ですと、逆に面接官の心象を悪くしてしまうので、スパっと大丈夫です!と言い切りましょう。

 

小学校講師だったおかずさん、この方もうつ病ののち転職活動に成功されています↓

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うつ病経験者でも転職できます

うつ病等の精神疾患は誰でもなる可能性がある病気です。

また、完治というよりは、うまく病気と付き合っていく場合もあります。

実際、僕の親戚も公務員で心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断され、約1年間の休職ののち、今では現職に復帰しています。

病気を乗り越えたあなたは、さらに強くしなやかに、そして他人を上手に思いやれる人になっているはず。

そして、そんな人材を必要としている企業はきっとあるはずです。

理想の働き方を目指して、一緒に歩みだしましょう!

 

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