「教師辞めたいけど、転職先はあるのだろうか?」
「公務員ってつぶしが効かないって聞くし、スキルが他でも通用するか不安」
そんなお悩み、ありませんか?
大丈夫です! 教員だからこそきちんと身につくスキルもあります。
自分の特徴、強みというのはなかなか普段の生活ではわからないもの。
この記事を読んで、きちんと自己分析をして転職活動に備えてくださいね。
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もくじ
コニュニケーション能力
就活ではコミュ力が大事とよく言われますが、コミュニケーション能力とは
伝えるチカラ
・目的・結論から話す
・言葉や話し方を相手に合わせる
受け取るチカラ
・相手の話にしっかりと耳を傾ける
・相手へのフィードバック
伝えるチカラと受け取るチカラ、この2つが大事であると言われます。
教員は、常に相手に伝える、そして受け取る、この2つを求められ意識して行動しています。
しかも相手は、言葉も心も未発達な児童・生徒。
また厄介なモンスターペアレンツ(失礼!)との対応で神経をすりへらした方も多いと思います。
特に若い教師の方は、魅力的な授業や学級経営、生徒や保護者とのコミュニケーションのために様々な工夫をされていることでしょう。
ぶっちゃけ、大人のビジネスマンと話していた方が話がきちんと通じてラクです(笑)
自分がどんな工夫や体験をされてきたのかきちんと分析をして、自分の強みに変えましょう!
プレゼン能力
大手旅行会社JTBグループが2018年に行ったアンケートによると、なんと世の中の74.6%の人が複数の人の前で話すのが「苦手」もしくは「やや苦手」と回答しています。
その点、教員を経験したあなたは「人前で話すのがニガテ」というのはほとんどないかと思います。
なんせ、毎日児童や生徒相手に授業をしていますからね(笑)
しかも授業がつまらないと、事後の生徒の反応や学期末のアンケート等で強烈なフィードバックが来ます(汗
わかりやすく、魅力的な授業を行うために日々研鑽に励んでいた人も多いことでしょう。
また、日々の授業はできていたけど研究授業がニガテ、そんな方もいると思います。
(僕も大勢の先生が来ての研究授業、イヤでした)
そこも事前にどんな準備をしたか、どんな工夫をして乗り切ったか、そのあたりをうまく転職の際の自己PRや面接で活かしていきましょう。
ブラック労働や理不尽に耐えるスキル
報道によれば、小学校教員の約5割、中学校教員の約8割が、過労死ラインを超える月100時間以上の残業をしていると言われています。
参考記事)『Yahooニュース』中学校教員の8割が月100時間超の残業 働き方改革「上限規制」の対象外
Twitterでも「#先生死ぬかも」のハッシュタグで悲鳴を上げている現場の先生が多数。
長時間労働に耐えかねて、転職を決意する教員の方もいらっしゃるかと思います。
また、体質が古く、教育委員会や管理職、なかには保護者からも理不尽な対応が降ってくるのが教師という仕事。
そこで耐え抜いたあなたは、それだけで価値があります。
事務処理やPC操作スキル
教師とは公務員。
処理しなければならない書類が山のように降ってきます。
しかも正確に処理しなければならない書類が多数。
また、学級通信の作成や最近では動画編集などPCスキルを求められている現場も多いことでしょう。
民間企業も、Excel や Word、PowerPoint など基礎的なPCスキルを持っている人材を好む傾向にあります。
僕は教員時代はPCは学級通信でWordを使ったり、通知表をExcelで作成したり、校内研修の資料をパワーポイントで作成する程度だったのですが、
就職活動中にMOS(Microsoft Office Specialist)の資格を取得して自信をつけることができました。普段PCを触っている人なら3週間くらいの勉強期間で取得できるのでオススメです。
専門科目 英語やプログラミングが得意ならさらに重宝される!
ここからは、専門科目の内容になるのですが、英語科の方で海外留学経験があったりと英語が堪能な人。
あるいは、数学科や情報処理の方でプログラミングが得意な人は、転職でも有利です。
そこまでバリバリのキャリアはない! という方も比較的若い年齢なら成長性を見込んで採用してくれる場合もあるので、「これは自分の特技!」というのがあればどんどんPRしたり、特技を活かせる職種を探していきましょう。
まとめ 教師はつぶしが効かない と悲観しない
「学校の常識は、世間の非常識」
しかも
「学校の先生って、ラクそうなのに、なんで転職したの?」
なんて声も、転職活動中に残念ながら耳にしました。
元公務員だと人材として使えないと思っている人も一定数いるようです。
しかし、教師とは教える専門家。
あなたが大学で学んだり、学校という舞台で重ねてきた経験は必ず活かされます。
実際に僕も転職先でも取引先でのプレゼンがあったり、教師の経験は後輩指導に役立つ場面もたくさんあります。
自分の人生は自分で切り開くんだという信念を持てば、あなたにあった職種がきっと見つかり、自然と道は拓けていくものだと思います。
一度しかない人生、自分だけのキャリアを求めてぜひともチャレンジを続けてください!
転職先を探すなら無料で相談に乗ってくれる転職のプロに頼るのが近道です。
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