転職活動は情報が命!
今回は僕が実際に読んで役に立った転職関係の本を3冊ご紹介します。
実際に転職しなくても、読み物としても面白いですし、業界の動向を知っておくのは、生徒にキャリア教育をする上でも役立ちますよ。
ちなみに教員からの転職に特化した本は、残念ながら僕が知る限りありません(涙
一般に出回っているものを自分なりにアレンジしていくのが一番の近道だと思います。
もくじ
教員からの転職におすすめの本
転職の思考法
このまま今の職場にいてもいいのか?
「転職に必要なのはスキルでも情報でもなく、確かな判断軸である」
この本は物語形式で、30歳の男性主人公青野が、スゴ腕の企業コンサルタント黒岩と出会い、自分なりの判断の軸を手に入れるまでの物語が書かれています。
内容については、
・転職するか、しないかの判断の軸
・業界探し、求人探し、企業研究の軸
・実際の面接で注意すべきポイント
と転職に必要な知識が一通り網羅されていますよ。
いつでも転職できるぜ!という状態をつくる
「このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む」と銘打たれているだけあって、
今の仕事の寿命に気づけ!
他人の作った船に自分の人生を預けるな!
など、雇用では安定した立場にいる教員には耳の痛いことも結構かかれています。
Amazonの「転職よみもの」ランキング堂々1位!(2019年9月現在)
作者の願い (あとがきより)
すべての人が、「いつでも転職できるぜ」という状態をつくる。
そうすれば腹がすわり、今いる職場でももっと生き生きと働ける。
今の待遇に不満があるなら、交渉の材料にすることもできる。
そのための思考の軸を手に入れましょう!
転職と副業のかけ算
Twitterで転職といえば、motoさん
Twitterでフォロワー数70,000人突破のmotoさん(@moto_recruit)が書いた本。
短大卒、20歳、地方のホームセンターで年収240万円からスタートしたmotoさんが、リクルートやITベンチャーなど転職を繰り返して、30歳で年収1000万円と副業年収4000万円を稼ぐまでになった思考法が書かれています。
motoさんは自分のキャリアと年収アップのために転職を繰り返すいわゆるジョブホッパーなので、直接そのスタイルを真似するべきではないかもしれませんが、
・未経験でも挑戦する姿勢を持つ
・給料はもらうものではなく、稼ぐもの
・転職活動は、情報量がモノを言う
といった前向きな姿勢は、ぜひ我々も取り入れるべきであると考えます。
本業を頑張れない人は、副業でも稼げない
副業のかけ算の方は、本業をいかに副業にいかしていくか、motoさんなりの成功法が述べられています。
転職と副業を同時にやる人は少ないでしょうが、サラリーマンの副業もどんどん解禁されていく時代。知っておいて損はないと思います。
転職面接必勝法
リクルートエージェントのカリスマアドバイザー細井智彦さんが転職面接での心得を説いている本。
実際の転職活動の時にかなり参考になりました。
・単なる模範解答集ではなく、自分の言葉で考える重要性を教えてくれる
・自分のスキルを正確に評価する軸がわかる
・転職の意味を考えさせられる
転職活動においてラクをする方法というのは中々なくて、地道に自分と向き合う、業界や企業研究をしっかりする、学んだことをきちんと行動にうつす、そんな努力の積み重ねが男児なんだと改めて考えさせられる本です。
2007年から発売されており、たくさん出ている転職本の中では古参の部類に入りますが、今でも売れているということは、その分転職と面接の本質をついているのでしょう。
教員からの転職!やはり書籍は読むべき
いわゆる転職本を読むと、型にハマった人物ととらえられてしまってかえって書類選考や面接ではうまく行かない、という人もいます。
もちろん、情報を取りすぎて頭でっかちになってしまったり、無難な受け答えだけを目指していると、企業もそれを察すると思います。
しかし、僕も含めてですが、教員・元教員は学校という非常に狭い世界で生きています。
民間の転職戦線で勝ち抜くには、実績を上げている一流の人達の思考に触れるのはとても大切ですよね。
上記でオススメした本は、どれも小手先のテクニックではなく、転職に関する作者の真摯な考え方が載っています。
さあ、新しい価値観をインストールしましょう、そしてそれを自分なりにアップデートしていきましょう!