転職のコツ

教員からの転職が難しい5つの理由、失敗しないためのコツをまとめました

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「教員からの転職って難しいって聞いたけど……」

「転職に成功した人っているのかな?」

「今からでも転職先ってあるんだろうか?」

そんな先生たちのお悩みにお答えする記事を書きました。

さとる
さとる
こんにちは、31歳の時に中学教員から機械メーカーへ転職したさとるといいます。

現在は企業の採用面接新人教育も担当しています。

Twitter(@SatoruTeacher)のフォロワーさんは4,000人以上!
おかげさまでたくさんの人とつながることができて嬉しいです。

結論をいうと、教員から民間企業への転職は難しいが充分可能です!

僕自身、転職活動では苦労しましたが、無事に機械メーカーの営業職の内定をゲットしましたし。

また、当ブログには10名以上の元先生たちの転職体験談が寄せられています。

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この記事のポイント

・教員からの転職が難しい理由

・逆に教員からの転職でアピールできる材料3つ

・一般的に転職市場弱者の教員が転職を成功させる秘訣

この記事を読んでいただければ、あなたも教員からの転職のポイントがよくわかって、失敗を防ぐことができ、理想の働き方へつながりますよ。

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教員からの転職が難しいと言われる5つの理由

一般的に教員からの転職が厳しいと言われるのは以下の5つです。

  • ビジネス経験が乏しい
  • 経歴を数値化しづらい
  • 元公務員は使えないというレッテル
  • そもそも転職活動する時間がない
  • 年収が下がる場合が多い
さとる
さとる
順番に見ていきましょう!
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ビジネス経験が乏しい

厳しい現実ですが、世間ではよく「教師は世間知らず」と言われています。

また、「教員の常識は社会の非常識」とまでも言われるほど教員の世界は独特で閉鎖的だとされています。

教員から民間企業への転職が難しいとされる要因はいくつかありますが、最大の要因は「ビジネス経験が乏しい」こと。

ですがこれは仕方のないことですので、 決してご自身を責めないでください。

売上や利益を意識することが少ない

なぜなら、学校の教育現場では、売上や利益を意識する機会が非常に少ないからです。

民間企業は「業績のために成果をあげること」第一主義です。

しかし教員をやっている間は、そのようなスキルは求められません。

転職活動において、ビジネスで求められる「成果を追求するための行動力」が身に付いていないと評価されることがあります。

事務職などに転職を希望している場合、このことはそれほど障害にならないですが、営業職のように目標数値があるような職種の場合は、 不利になる要因となります。

教員から民間企業に転職することを考えている方は、「このような評価を受けるんだ」ということを認識した上で転職を考える必要があります。

経歴を数値化しづらい

教員の転職で最初にぶち当たる壁が「職務経歴書」

自分が今まで歩んできた経歴やスキル、自己PRなどを記載する転職活動に必須の書類ですが。

ここでも「ビジネス経験の乏しさ」が影響してきます。

教員は、営業職や エンジニアなどと違って、成績の数値化ができなかったり今まで取り組んだ成果物を示しにくかったりします。

その点において、転職市場において自分をPRしにくいです。

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元公務員は使えないというレッテル

世間ではやはり、教員=公務員というイメージが強くあります。

公務員の仕事は「お役所仕事」といわれており、 どうしても「お堅い」イメージがあるため、採用担当からマイナスイメージをもたれてしまいます。

公務員のイメージ

「融通が利かなそう」

「受け身な人が多そう」

「上から目線でうちの取引先と商談されたらどうしよう」

もちろん業種によりますが、企業は自ら学んで柔軟に対応できる人材を求めていることが多いです。

実際あなたがそうでなくても、イメージだけで「元公務員は使えない」というレッテルを貼られる可能性があります。

転職活動する時間がない

また、転職活動をするための時間の余裕がないことも、教員が転職することの難しさにかなり影響しています。

中には、半数以上の教員が月80時間を超える残業をしているというデータもあります。

部活動をもっている教員もいるでしょうし、自宅に仕事をもちかえっている教員や、土日も仕事をして休日返上の教員がたくさんいます。

*参考「教員の勤務実態と意識」ベネッセ総合研究所

こういった状況では、忙しすぎて、自己分析や業界研究、求人への応募、面接対策など、転職するために必要な準備の時間をつくることが難しいですよね。

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給与水準が高いため、同程度の求人が少ない

やはり教員は収入面では安定しています。

公務員である教員の給与水準は世間と比べてまだまだ高いです。

勤務時間が長いから妥当だという見方もありますが、あくまで収入面では世間一般から見ると上の下ぐらいで、十分に高給の部類に入ります。

当然、それより収入面で条件の良い転職はレアケースです。

未経験求人は年収が下がる

また、民間企業に転職する場合は未経験職種への転身となるため、その点でも年収が下がるパターンが多いです。

生活水準を完全に維持した転職は難しいと考えておきましょう。

ただ、これに関しては優先順位の問題であって、この記事を真剣に読んでくださっている皆さんは、収入よりも優先したいことがあるからこそ転職を考えていると思います。

一時的に収入が下がったとしても、そこから安定させていき、最終的には教員をしているときよりも収入面が向上していくための準備と取り組みをすることの方が大切です。

次の章からは、教員の転職成功のための行動などについてみていきましょう。

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教員からの転職は難しい?アピールできる材料もある

教員から転職したいなら「自己 PR 」はとても大切です。

職務経歴書に書く自己 PR 次第で書類選考を通過するかどうかが決まります。

職務経歴書は、いわば面接の台本。

ここは絶対に手を抜かず、しっかりアピールしましょう。

教員がアピールしやすい材料は以下の3点です。

  • コミュニケーション能力
  • プレゼン能力
  • マルチタスク能力

コミュニケーション能力

教員は、子どもはもちろん、それ以外にも、保護者、(特に同学年の)同僚との話し合いや会議など、さまざまな立場の人とコミュニケーションをとります。

・まだ発達段階にある子どもにわかりやすく教えるチカラ

・理不尽なクレームをいれてくる保護者を上手になだめるチカラ

など、コミュニケーション能力があることは十分なアピールポイントになります。

自分のポジションや経歴に合わせて、具体的に

また、ただコミュニケーション能力をアピールするだけでなく、自分のポジションや強みに合わせ、厚みをもたせて具体的にアピールをすると、ありきたりにならず良いです。

自己PRの例

学年主任を任され、自分よりも若手の教員や、先輩の教員を率いる経験がありました。教員一人一人の強みを生かすため、適材適所を意識して仕事を任せつつ、積極的にコミュニケーションを図りました。」

この例の場合ですと、どのようにコミュニケーション能力があるのか具体性がありますし、「マネジメント能力」があることも自然とアピールできます。

プレゼン能力

人前で話すのが得意なビジネスパーソンは、 10人に1人程度といわれています。

教員はそもそも毎日教壇に立って授業をしているので、人前で話すのに慣れています。

もし PC スキルがあって、パワーポイント などの資料作成能力があればさらにグッド。

なぜなら転職先の採用担当からは、「教員は IT スキルがあまりない」と認識されている場合があるからです。

PCスキルやICT担当経験があるとなおよし

勤務先の学校によってどのくらい PC環境が整っていたかは違うと思いますが、自分で作成した資料を使用して誰かに見られる機会や同僚と話し合う機会があったのであれば、ぜひアピールしましょう。

もしオフィス関連の資格を持っているのであればアピールした方がいいです。

ICT担当教員だったのであればぜひ、プレゼン能力と掛け合わせて、アピールしてください。

また 、PC を使用していなかったとしても
「 日々分かりやすい授業を心がけた結果、昨年の1年間で、担任クラスのテストの平均点を〇点アップすることができました。」など。

具体的な数字を使ってプレゼン能力の高さをアピールしましょう。

マルチタスク能力

学校1クラスあたりの児童数は30人から40人。

教員は、この人数の子どもたちをいっぺんに見ながら、テストの丸つけや、日常茶飯時に起こるトラブル対応なども並行して行なっています。

放課後は職員室などで事務作業を行い、部活動をもっている教員であれば部活指導も行います。

転職先の属性に合わせて言い換える

とにかく教員は、相手にする人数が多く、仕事の種類も多岐にわたり、その量が多いです。

よってマルチタスク能力をアピールすることができます。

「プロジェクトの進捗管理や、クライアントとのやり取りなどで真価を発揮できます。」などのように、スキルを「転職先の属性に合わせて」アピールできると選考の通過率は大きく変わってくるでしょう。

教員からの転職は難しいが成功させるための方法

転職の条件を明確化する

まずは、自分がなぜ転職したいのか、転職によって得たいものは何であるかをはっきりさせましょう。

これは教員の方に限ったことではないですが、どんな転職先を選んだとしても、「 給料も高く、勤務時間もちょうどよくて、仕事内容にも満足」など、完璧な理想を叶えることは難しいです。

・土日祝が休み
・家から通勤1時間圏内
・〇〇業界での営業職
・未経験からでも採用してくれるエンジニア職

など、 希望をいくつかピックアップして、自分の譲れない軸を持ちながら、その中で優先順位を決めたり、妥協できる条件を考えたりするのが良いでしょう。

行動量を増やす

・求人の応募数
・面談するエージェントの数
・幅広い業界の業界研究をする

など、打席に立つ回数を多くすることで、転職の成功率をあげていきましょう。

教員からの転職は数打ったもの勝ちです!

また、直接的に選考と関係あることだけではなく、民間のビジネスマナー研修を利用するなどして、ビジネススキルを身につけるための行動をすることも大切です。

中途採用の場合、ある程度のビジネスマナーが備わっているのが基本だと思われているからです。

転職支援サービスの利用

教員からの転職を成功させるためには、「転職エージェントの利用」を強くお勧めします。

転職エージェントとは人材紹介サービスのひとつです。

特に教員から民間企業への転職活動は自分1人で進めていくのが大変だということも多いでしょう。

転職エージェントは一人一人に合わせた転職活動を、「無料で」サポートをしてくれるサービスです。

転職エージェントを利用するメリットは以下の通りです。

転職先選びのサポートをしてくれる
・他では手に入らない求人に出会える
職務経歴書の書き方や自己 PR ポイントの整理などを手伝ってくれる(書類審査、面接の通過率を上げてくれる)
・給料交渉や面接のスケジューリングなどの代行をしてくれる
・不安になったら相談にのってくれる

むしろ転職エージェントを使わないと不利になる場合も。

なぜなら、民間企業から転職する人たちにとって転職エージェントの活用は割と常識になっているからです。

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まとめ、教員からの転職は難しいが充分可能

教員から民間企業への転職は、難しくはあるのですが、行動量や努力次第で大いに可能です。

現在不足しているスキルがあるのであれば補えば良いだけ。

教員の方は本当に日々多くの量の仕事を、マルチタスクでこなしています。

それは誰もができることではないです。

そのスキルに誇りをもって、その努力やエネルギーの方向性を今度は「転職活動」へ向けましょう。

教員であってもそうでなくても、転職には不安がつきものです。

当ブログをうまく活用して、 後悔のないように転職活動頑張ってください!

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