「学校の教員って仕事が多すぎて全然早く帰宅できなーい!」
「そもそも学校や職員室がモノであふれかえっていて、探すのに時間がかかる!」
たしかに、学校の先生の机の上も職員室も書類や備品でいっぱい!
日々たまっていく仕事をこなすので精一杯で、片付けるヒマなどないですよね。
おかげさまでTwitterのフォロワー数は3,000人以上
たくさんの人とつながることができて嬉しいです。
「学校で働くことに正直息苦しさを感じている」
「もっと効率的に仕事をこなしてプライベートも充実させたい」
「もしかしたら、学校を『片付け』できればもっと効率的に仕事が進むのでは…」
そんな声にお応えしてくださる方を、ご紹介します。
Twitterでななつめのやつはしさんというお名前で活躍中の、元小学校の先生丸山瞬さん。(@nanatumeno8284)
・テレビ出演!newszeroで芸能人相手に堂々と物申す
・捨てるから始める仕事革命!学校に「5S」の考えを導入
・教員を退職して整理収納アドバイザーへ
名古屋から始まる、教員の働き方改革。
学校へ働くことに息苦しさを感じている教員のあなたへ。
もっと効率的に仕事をこなして、自分の人生を歩みたいあなたへ。
学校を「片付け」してすっきりと仕事内容も効率化してみませんか?
当ブログにいただいた丸山瞬さんご本人からのメッセージものちほどご紹介させていただきます。
*教師の人間関係に悩んでいる方は、こちらの記事も合わせてご参照ください。↓
もくじ
丸山瞬さん、元愛知県の小学校教諭
newszeroで芸能人相手に堂々と教員の実態を主張
丸山瞬さんは、ななつめのやつはしさんというお名前で以前からTwitterを中心に活躍されていました。
その時から尖ってらっしゃいました(いい意味で)。
2019年7月21日、参議院選挙の選挙特番。
日本テレビ系報道番組「newszero」に丸山さんは現場の小学校の教員を代表しての出演。
newszeroにて 若槻千夏、教師の勤務時間外の業務に「対応してくれないんですか💢」 pic.twitter.com/I4aK7gNa99
— osaki-matsuda (@grafty2000) July 22, 2019
・教育の現場は激務、しかも給特法の規定で残業代もなし
・全国の小学校で教員が不足
・18時以降は電話にでない、などの対策をとっている
そんな中、若槻千夏さんが、「18時以降は電話に出ないって、子どもに何かあったらどうするんですか?」
それに対して
「子どもが帰ってこないのであればそれは警察の仕事です」
と落ち着いた丸山さんの回答。
「えー、さびしい…ごくせん見て育ったでしょ!?金八先生見てないの!?」
周りの出演者もたしなめてその場は収まったかと思いきや……。
ネットでは若槻千夏さんの発言が大炎上。
【参考】若槻千夏、教員不足問題発言で炎上し謝罪
その中でも丸山さんは若槻さんをフォローしつつ終始冷静に対応されておられました。
今朝の #zero選挙 をご視聴いただいた方はありがとうございました。僕は若槻さんみたいな意見はあって当たり前だと思います。今はみんな学校に対する思いやイメージがバラバラなので、ちょうど良いバランスをこれから考えていけるといいですよね。#若槻千夏 さん #グラビア時代めっちゃすきでした
— ななつめのやつはし💫丸山瞬 (@nanatumeno8284) July 22, 2019
そんな丸山さんの真骨頂は、学校の片付け、捨てるから始まる仕事革命です。
丸山瞬さんの本をご紹介!
『職員室のモノ、1t捨てたら残業へりました』
・「5S」の考えを学校へ取り入れる
・学校の各教室、倉庫などの片付け方についてアイディアと具体的な事例が写真つきでわかりやすい
・学校の片付けから残業も片付ける、働き方改革についての希望へつながる名著
「5S」とは、整理、整頓、清掃、清潔、習慣のこと。
トヨタをはじめ日本の製造業から、いまでは世界中に広まっています。
整理整頓って、そもそも時間がかかる!
とても忙しくて余裕がない。
そんなあなたでも、長期休暇中やすき間時間を使いながら同志をつのり、職員室を使いやすく片付けができる。
そしてゆくゆくは仕事も効率化させて、子どもたちや自分たちへとよりよい未来をつくっていく。
仕事のできる人って机や身の回りもきれいですよね。
逆に仕事が遅い人って、職員室の机も書類で山積み(以下自主規制)
学校も仕事内容も「片付け」したい!
そんなあなたに必見の書です。
丸山瞬さん、愛知から始まる教員の働き方改革
それでは、丸山瞬さんからのメッセージをご紹介します。
丸山瞬(ななつめのやつはし)さんからのメッセージ
こんにちは、ななつめのやつはし です。
3月で教員を辞めて、4月から「学校整理収納アドバイザー」という職業として活動を始めました。
なぜ辞めたのか、今後やりたいことを話します。
まず僕が辞めたのは、学校が辛かったからではなく、他にやりたいことが見つかったからです。
現職として教壇に立っている7年間、ずっと働きづらさを感じていました。
例えば、前例踏襲な業務の進め方や派手な行事、空きコマなく働かなければならない現状などがその要因でした。また、それらが勤務時間を大幅に超えて行われるのを是とする雰囲気がどうにも納得できませんでした。
そこで、学校の環境整備を徹底することで、そうした雰囲気を変えて前向きに業務改善できるような職場を作っていくことにしました。
片づけや整理整頓を始めると、職場はすぐに綺麗になっていきました。学校準備室や教材室、特別教室や職員室を整備していくと、次第に他の先生たちも加わってくださいました。
わいわいと学校全体で片づけを進めていくと、気付けば以前のような声を上げづらい雰囲気も解消していました。
僕はこの、片づけがもつ精神的効果にとても可能性を感じたのです。
学校の片づけ方をまとめて他の学校でも実践できるようにすれば、働きやすい職場が全国に増えるかもしれない。そう考えました。
そこで一旦教職からは離れ、「学校整理収納アドバイザー」として学校に片づけの輪を広げる活動をしていくことにしたのです。
今の夢は「全国の学校を片づけること」です。そのために協力者や提携企業を探している段階です。ゆくゆくは教育委員会の片づけもしてみたいと考えています。
誰もやったことがない道なので、ネットで探しても方法が載っていません。だからこそまずは行動あるのみ。人生をかけた手探りです。
先生をやめて新たな道へ、丸山瞬さんの挑戦!
またひとり、教育に情熱をもっている方が教職を去るのはとても残念なこと。
(やめたお前がいうな!って感じですが…)
「誰もやったことのない道だからこそ、まずは行動あるのみ!」
動き始めた丸山さんの背中は、我々に新しい時代を生き抜く確かな情熱を与えてくれます。
学校の片付けや、捨てるから始まる仕事改革に興味ある方はぜひ丸山瞬さんへ!
学校や教委の研修などに、講師としてきていただいても面白そうですね。