「体育教員から民間企業へ転職をしたい!」
「ジムのインストラクター以外にも仕事ってあるの?」
「資格といわれても、教員免許と運転免許くらいしかないよ」
「ぶっちゃけ、学歴に自信がないんだけど大丈夫だろうか?」
今回はそんなお悩みを解決してくれる体験談をご紹介します。
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おかげさまでたくさんの人とつながることができて嬉しいです。
今回は、25歳男性、中学の体育教員から転職活動し、2021年4月からITエンジニアとして勤務予定の、しらかわさん(@shirakawa_1995)からいただいた体験談をご紹介します。
・中学の時の部活動の先生に憧れて体育科教員を志す
・多忙を極める働き方や将来性に疑問を感じ転職を決意
・50社以上に応募するもなかなか書類選考が通らず
・苦難の末、未経験からITエンジニア職への内定をゲット
特に、体育科の教員からの転職を考えている方や学歴にいまひとつ自信がない、目立った特技もないという方には役に立つお話が盛りだくさん。
最後までお読みいただければ、あなたもきっと勇気づけられること間違いなしです。
\転職はプロにお任せ/
もくじ
体育教員からの転職体験談
教員になろうと思ったキッカケ、志望した動機など
中学生の時の、部活動の顧問の先生に憧れたからです。
その先生は、厳しいけど生徒のために全力で努力してくださる愛情深い先生でした。
また、子どもたちと楽しく仕事ができる教員って職業って良いなと思ったのもきっかけの1つでした。
教員時代の思い出
【良かったこと】
子どもの「やってみたい」を後押しできたこと。
とにかく挑戦する楽しさと大切さを知ってもらうために、いろんな働きかけをしてきました。
その結果、「小説を書いてみたい!」と言っていた生徒が1万字に渡る自分で考えた小説を書き、クラスメイトに読んでもらったり、
「教室を華やかにしたい!」と言っていた生徒が自分の習字の才能を活かしてクラス目標を習字で書き、掲示したりしました。
子どもが心の中で「こんな挑戦してみたいな、でも誰かになにか言われたら嫌だな、怖いな、やっぱ止めておこう」と挑戦をためらう場合もあります。
それを後押しできて挑戦の楽しさ、大切さを伝えられることができたのが、「教員やって良かった」と強く思えた瞬間でした。
【辛かったこと】
何度怒っても、問題行動を起こす生徒への対応です。
強く指導したり、優しく話してみたり、その子に合ったアプローチを試行錯誤していましたが、全く改善が見られなかったときは辛かったですね。
中学生だから仕方ないと自分に言い聞かせても、うまくいかない現実に悩みの毎日でした。
転職しようと思ったキッカケ
多くの要因が重なり、転職を決意しました。
簡単にまとめると
・部活動の負担
・副業できない
・土日の大会運営、審判業務
・休憩時間すら無い多忙な業務
・上がらない給料。増え続ける負担
・何年働いても身につかない市場価値
などなど、もっとありますがこのような多くの要因が重なり、転職を決意しました。
これらの中でも一番の要因は、経験年数につれて増え続ける業務量と、それに反して上がらない給料です。
10年目くらいの中堅になると、生徒会、学校行事、部活の運営委員長などありとあらゆる業務が降り掛かってきます。
なのに上がらない給料。そんな先輩の姿を見て、「私のなりたい将来はここにはない」と思いました。
体育教員からの転職活動、具体的な行動へ
転職活動して良かったこと
転職活動で良かったことは、いろんな人が転職にまつわる情報を提供してくれたり、手助けをしてくれたことです。
転職は情報がとても重要です。
そんな中で、実際に転職活動を体験している方たちからのリアルな情報を聞くことができたのは良かったです。
転職活動で苦労したこと
苦労話は、内定がもらえないどころか、求人に応募してもほとんどの企業から無視されたこと。
コロナ禍で不況のさなか、教員から未経験の業種に応募してくる私には見向きもしない企業は多かったです。
50社に応募しても返信が返ってきたのは20%程度の10社くらい。2ヶ月にも渡る転職活動は苦労の連続でした。
今の企業に就職を決めた決め手
私が希望していたプログラミングを使ってWebサイトの構築、運用をする企業だったからです。
とにかく自分に価値のあるスキルを身につけられる職業に就きたいと思っていました。
これから需要の伸びるIT産業に身を置くことができるということで今の企業に就職を決めました。
また、面接の時の社員のみなさんの仲のよさそうな雰囲気を感じ、「この企業なら楽しく働けそうだ」と思ったのも、決め手の1つとなりました。
使用した転職エージェントの印象
使用した転職エージェントは
無料登録をしたあとに、自分の働きたい業種などのプロフィール入力を済ませ、担当者と電話面談をしました。
むりやり求人を進めてくる印象もなく、転職に関する情報を提供してくれたので利用してよかったと思います。
転職エージェントの紹介する企業と面接することはなかったですが、どんな求人があるのかなどの情報収集をする意味で活用すると良いと思います。
体育科教員からでもITエンジニアへ転職できる!
転職を成功させる上で意識したこと
・自分に投資をする
・向上心高く、勉強を続けられる人間であることを記録を残してアピール
お金で転職の成功率をあげられるものは、即購入していました。
有料の転職に特化したオンラインサロンで、転職で成功するための情報を入手し、自炊はせず、弁当を買うことで勉強時間を作っていました。
このように、転職を成功させるための時間・情報・成長速度に惜しまず投資しました。
また毎日の学習記録をTwitterに記録しておくことで、企業の方に見ていただき努力が出来る人間ということを、知っていただくことができました。
口頭で「努力できます!」というだけでは、弱いです。証拠を見せたほうが信用してもらえます。
最後に、転職を志す教員の方へひとこと
ぶっちゃけ教員からの転職は難しいですが、可能です。
スキル0から3ヶ月の学習で転職を成功させた私が言うのだから間違いないです。
そして、転職したいというあなたの考えは間違っていません。
なぜなら、何年教員をしていても自分には価値あるスキルが残らないから。それこそ40歳になって限界を感じ、「転職したい!」ってなったときに
・40歳既婚
・スキルなし
・授業が得意
・書類のコピーや、掃除などの雑務できる
こんな人材を欲しがる企業なんてありません。
転職したいなら早く行動しましょう。
「でも、どうやって行動したらいいの?」という方のためにnoteの記事を作成しました。
私がスキル0から転職を成功させるためにやってきた全てをこのnoteに書いていますのでよろしれば一度ご覧いたければ嬉しいです。
コロナ禍における経済の混乱の中でも、教員からの転職を志して内定をゲットしておられる方もたくさんいらっしゃいます。
中でも、IT業界やエンジニアへ転職を決める人は多いですね。
リモートワーク、5G、自動運転、フィンテック……などなど
私達の身の回りの生活も目まぐるしく変化し、IT人材の需要はますます高まっています。
自分のキャリアにITの色をつけておくことは、次のステージに行ってもきっと活きることでしょう。
しらかわさん、ありがとうございました!