転職体験談

教員から転職して良かったこと!メリットのお話

教員 転職 メリット
<景品表示法に基づく表記>本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれている場合があります。

こんにちは、約2年前に中学校の教員から民間企業の営業マンへ転職したさとる(@SatoruTeacher)といいます。

「教員からの転職はいいぞ!」

「定時退勤は最高だぜ!」

「早くこっち側へ来いよ」

というのはもちろん言い過ぎなのですが(笑)

今回は教員から転職して実感したメリットを記してみます。

前回の記事と合わせてお読みいただけると嬉しいです。

教員 転職 後悔
教員から転職して後悔しないために、退職して損する失敗パターン5選教員からの転職で後悔する場合も!年収は下がった?民間企業に慣れるまでに苦労?実際に取材してわかった後悔するパターンを3つご紹介。退職を考えている先生たち必見。...




教員の働き方や副業についてLINEで発信中! 登録していただくと今なら『教員が副業で月30万円を安定して稼ぐ方法』の電子書籍を無料でプレゼント

ぜひ、LINE登録してプレゼントを受け取ってください
↓↓↓

 

教員からの転職 良かったこと・メリット

早く帰れる

教員 帰宅

個人的に一番良かった点です。

正直このために転職したといっても過言ではありません。

教員時代は帰宅は21時、22時が当たり前、しかも持ち帰り仕事あり。

部屋は散らかり、食べた食器はそのまま、長男は泣き叫んでいる……家庭崩壊寸前だった我が家。

それに比べると現在は平日はだいたい18時には退社。月に4日ほどノー残業デー(17時退社)もあり、ほぼ守られています。

19時には帰宅できるので、妻や息子と食卓を囲んだり、そのあと息子や生まれたばかりの娘とお風呂に入ったり寝かしつけをすることもできるようになりました。

基本、土日出勤はなし

教員時代は部活指導や平日の残務のためひどい時は土日両方出勤していたのですが、今ではそれはなくなりました。

今の勤務先もたまに産業メッセ等の展示会があり、そこに駆り出されることもあるのですが、それもせいぜい2ヶ月に1回程度。
それもきちんと割増賃金が発生しますので(基本給の1.25倍)、年収が下がった身としてはむしろありがたくもあります。

休日出勤した分については、きちんと代休を取るように指示されます。

今では5歳の長男とキャッチボールをしたり、家族でショッピングモールに買い物に出かけたりしています。

世のパパ達が当たり前にやっている「家族サービス」、むしろ僕はサービスと思ってなくて失った時間を取り戻すように楽しんでやっている部分があります。

家族との時間を取り戻せたのがとても大きいです。

スポンサーリンク



有給休暇も取りやすい

教員時代は、お情け程度に年に2,3回、生徒がいない長期休暇中に取得していた有給休暇。

現在の職場では、割と習得しやすい環境にあります。

約6年前、長男が生まれた時は出産中も立ち会えず、普通に授業をしていましたし、退院後の妻と新生児のお迎えやその後の妻のケアも全て義母に任せきりでした。

今年長女が誕生した時は、すでに社内で立会出産を経験した先輩パパさんたちが何人かいたおかげか、「何かあったらすぐに病院に行ってくれていいで」「仕事のことは心配しないで」と言ってくれて、おかげで無事出産に立ち会うことができました。

また、退院の時のお迎えや新生児検診などにも有給を使って自分も行くことができて、自分自身変化に戸惑っています。

現在の職場では、月1回くらいは有給を消化しよう、という風潮がありますね。

経費がきちんと出る

クラスで使う小物や部活でのちょっとした消耗品の購入など、教師時代はよく自腹を切っていましたし、それが当たり前だと思っていました。

というか忙しくて経費処理がめんどくさい……無理。

教員免許の更新費用だって、仕事に必要な経費のはずなのに自腹なんですよね(涙

今の勤務先では、営業車を駐車場に留めたときの駐車場代や、研修や出張の交通費、勉強会や取引先の祝賀会の参加費など、自腹を切るということはほとんどないです。

というか、経費申請しないと怒られます。

一度、営業車の駐車場代を「まあ、いっか」と申請しないでおいたら、「ちゃんとやるように!」とお局様にやんわりと注意されました。

年収自体は減りましたが、経費を申請している関係でもしかしたら月1万円くらいは収支を取り戻せているかもしれませんね。

ギスギスした人間関係がない

職員室 いじめ

生徒が帰ったあとに職員室という狭い世界で繰り広げられる悪口大会。

その場にいない先生のウワサ話や、保護者のクレーム話や、中には生徒の悪口まで……。

教員を経験したことのある人なら、おそらくうなづいていただけるのではないでしょうか?

「イジメはアカン!」って普段生徒に言うてるでしょ、あんたら。

個人情報の保護は大丈夫なん!?

まあ、僕も品行方正な教師ではないので、時たまそんな会話に参加して仕事のストレスを晴らしていました。

現在の職場では、ウワサ話程度はありますがそこまでの個人攻撃や情報をさらすといったことはありません。

事務仕事の人はほぼ一日中会社にいますので、職場の人間関係に気を使うのかもしれませんが、僕は外回りなので一度会社の外に出てしまえばあとは自由の身です。(取引先に気を使うということはありますが…)

仕事の悩みの半分以上は、「人間関係」とも言われています。

人間関係がギスギスしていないのは、やはり大きいと思います。

教員をやめて、失ったものと得たもの

教員をやめて一番失ったもの。
それは、教員であることです。

「何を言ってるねん!」と思うかもしれませんが、日々授業をして、生徒と学び、その成長を共に喜ぶ。僕はその仕事をもうすることはできません。

もちろん、心身を病む寸前まで働いて、家庭崩壊までいくよりは、今の生活の方がずっといいと思っています。実際、僕は今の方が幸せです。

元々、小さい頃から教師になりたいと思って、当時は厳しい選抜をくぐり抜けて教師になった僕。

一度教員から離れて、本やインターネットなど情報に触れる余裕もできて、外から学校というものを眺めているからこそ見えてくるものもあります。

せめて迷っている教員の方のためになればと思って日々発信をしている次第です。

今年の4月から、日曜日の午前中だけですが地域のスポーツクラブで子どもたちと汗を流すようになりました。

僕が「元教員」ということを知っている親御さんもいらっしゃるので時たま学校関係のことで相談を受ける場合もあります。

そんな風に僕なりのやり方で、これからも教育には関わっていくつもりです。

教員をやめるかあるいは続けるかは、結局「自分は何を大事にしたいか?」、「自分の幸福度の軸」で選ぶのが大事なんじゃないかなと思っています。

あなたは人生において何を大事にしたいですか?