「仕事やストレスでボロボロすぎて、もう限界」
「もし、教員をやめたらどんな人生なんだろう?」
「教員をやめて幸せに暮らしている人はいるのかな?」
そんなお悩みをお持ちの方に向けた記事を書きました。
現在は企業の採用面接や新人教育も担当しています。
Twitter(@SatoruTeacher)のフォロワーさんは4,500人以上!
おかげさまでたくさんの人とつながることができて嬉しいです。
結論をいうと、僕は教員を辞めてよかったと心の底から思っていますし、辞めても生活レベルをほぼ落とさないまま生活できています。
僕が教員を辞めてよかったと思うことは大きく分けて7つあります。
- 自由な時間が増える
- 土日の出勤なし
- 仕事のストレスは半分以下に
- 勉強する余裕と時間が増えた
- 副業ができる
- 広い世界があることを知った
- 教員以外でも、教育に関わることができる
の7つです。
もちろん、教員という仕事を過度にディスる気はありません。
僕は教員を経験してよかったと思っていますし、今でも現場で頑張る先生たちのことはほんと尊敬しています。
ですが、働き方に悩む先生たちには、「教職以外の選択肢もある」ということはぜひ知っていただきたい。
この記事を最後まで読んでいただくことで、あなたもモヤモヤが晴れて理想の働き方に少しでも近づけることを心から願っております。
\転職はプロにお任せ/
もくじ
教員をやめてよかったこと1、自由な時間が増える
過労死ラインの教員時代
教員を辞めて、自由な時間は圧倒的に増えました。
月残業100時間以上→15時間以下へ。
これだけでも、年間1000時間以上、1日24時間に直すと、40日以上の自由な時間が手に入ることになります。
自由な時間の価値は、計り知れない
これが数十年単位で続くと考えると……
余裕が出来た時間は、念願の家族との時間や、後述するように自分への自己研鑽、新たなるスキルの取得などに当てています。
教員を辞めてよかったことの第一位は、自由な時間でした。
教員をやめてよかったこと2、土日の出勤なし
土日も教員でありつづけた
僕は土日も部活指導をしていました。
平日にできない残務もあったので、お盆や年末年始を除けば、ほぼ360日くらいは何かしら教員の仕事をしていました。
これは、教員の仕事しか経験していない人にはわかりづらいかもしれませんが。
世の中には、土日は一切仕事をしなくていい職種もたくさんあるのです。
転職して驚いた!
実際に転職してみると衝撃的でした!
インフルエンザて倒れている妻とこどもを置いて、自分は部活指導へ、なんてこともありません。
土曜日の朝は家族とゴロゴロしたり、YouTubeをダラダラとみたり。公園に遊びにもいけます。
若い先生なら、友達と遊びに行ったり、デートや資格試験の勉強などの自由にできることでしょう。
教員辞めてよかったこと3、ストレスは半分以下に
ジェットコースターのような教員時代
労働時間と違って、ストレスは正確に数値ではかることができません。
が、体感的に心身にかかるストレスは半分以下になったと思います。
もちろん、今の勤務先でもストレスがゼロのわけではありません。(そんなお仕事があれば、むしろ紹介いただきたいです 笑)
教員をやめたら、健康になった
毎日のように、というか数時間単位で事件が起こる教員時代に比べたら、ハプニングもせいぜい数日に1回程度で、おかげさまで心拍数も平穏を保っています。
「医者と銀行員と教員は、平均寿命が10年短い」、なんて俗説があります。
職種によってストレスってこんなに違うんだ、というのは転職してからかなり実感しましたね。
もちろん教員から転職しても良いことだけではないです
頭の固い上司
顧客からのクレーム
そんなの聞いてないぞと叫ぶベテランそんな時は、ないものではなくすでにあるものに目を向けます
毎日18時には帰れる生活
土日もゆっくり休める
ストレスは半分以下これだけで転職した価値は充分にあります
— さとる@教師からの転職 (@SatoruTeacher) June 25, 2021
教員辞めてよかったこと4、勉強する機会が増えた
教員は学ぶ余裕がない
実は教員は、常に自己研鑽を行うことが法律で義務付けられています。
教育公務員特例法 第21条
教育公務員は、その職責を遂行するために、絶えず研究と修養に努めなければならない。
出典:文部科学省ホームページ
元々、教員は自ら学ぶことが好きな人が多いので、読書をしたり、休日に自腹で勉強会などに参加する人も多いことでしょう。
ですが、上述のようにそもそも過労死ラインを超える労働を日常的にやっていると、自らの体力を回復させるだけで精一杯。
自己研鑽などしてる余裕はありません。
読もうと思って買った教育書はそのまま積んである。
社会科の教員なのに、新聞も読まずに登校する日々もありました。
教員やめたあとの方が勉強している
皮肉なことに、教員を辞めてからの方が自己研鑽ができています。
月1冊読むかどうかだった本も、今では1ヶ月で5冊以上。
内容も、話題のビジネス書やマーケティング関連の本。
教員を辞めてから、労働法関連など法律の勉強や、お金の勉強もするようになりました。
FP2級も取得できています。
やっぱり余裕があるからこそ、人は勉強できるのだと思います。
教員辞めてよかったこと5、副業ができる
教員の副業は制限されている
公立校の教員(公務員)は副業がかなり制限されています。
かいつまんで話すと、教員(公務員)の副業は許可を得ればOKなのですが。
2021年現在では、不動産・農業・書籍の執筆・講演など非常に限られた範囲での許可となっています。
副業するメリットはたくさん
僕は現在では、ブログ運営、他のメディアさんへの記事の執筆、キャリアコンサルなどで細々とですが副業収入を得ています。
副業のメリットはいくつかありますが
・本業以外のスキルが身につく
・会社に依存しなくてよい、自信が磨かれる
・(うまくいけば)お金も得られる
副業で得たスキルや考え方は、本業のサラリーマン仕事にも還元することができます。
僕も、ブログ運営で得たマーケティングやライターさんの取りまとめ業務などは、本業にも活かすことができています。
副業により自分を成長させることができるのも、民間へ転職するメリットのひとつですね。
教員辞めてよかったこと6、広い世界がある事を知った
自分が狭い世界で生きていたことを知った
お恥ずかしい話、僕は就活の経験もなく教員という世界しか知りませんでした。
世の中には実に様々な仕事があることや、社会の仕組みを転職活動やその後の会社での営業活動を通じてかなり知ることができました。
ネットを通じて様々な人と知り合う
2019年6月からは、試みにツイッターをはじめてみたところ、実にたくさんの人々(主に教育関係)とつながることが出来ました。
・教職で奮闘する人
・今の働き方に疑問を感じて、行動している人
・海外で生活している人 など
実生活でも、ネット上のつながりであっても、教員を続けたいたらきっと出会えなかったであろう人にたくさん出会えました。
その刺激は、確実に自分の成長にもつながっています。
その7、教員を辞めても教育と関わることできる
教員辞めても人生は続いていく
「教員を辞めたら、人生が終わるんじゃないか」
「今はツラいけど、家族のため、定年まで耐えよう」
僕もそう思っていた時期がありました。
教員を辞めても「教育」と関わることができる仕事はたくさんあります。
教員だけが人生ではありません。
教職以外にも道はある
また、ツイッターなどで、教員や教員を志望する学生さんとつながることもできます。
教員の方のキャリア相談に乗ることで、教育現場を間接的にサポートすることもできています。
他にも、教育に関わることのできる仕事はたくさんあります。
教員を辞めたいなら、転職活動してみるのもアリ
転職活動って実はカンタンにできる
「教員を辞めたい」
「今のまま、ずっと続けていてもよいのだろうか……」
そんな考えが少しでも頭をよぎったら、僕は実際に転職活動をしてみることをオススメしています。
転職活動といっても、令和の日本では非常にハードルが低くなっています。
不安や不満をずっと抱えたままでいいの?
まずは、自分のやりたいことや今の不安・不満をノートに書き出してみる。
職務経歴書を具体的に作成してみる。
転職サイトを眺めて、実際にどんな求人があるか見てみる。
さらに自分をブラッシュアップしたい人は、転職エージェントと面談して、最新の情報にアクセスしたり、自分の市場価値を聞いてみるのもアリです。
転職活動して、教員という仕事のよさを改めて知ることができた、広い視野を持つことができた、やっぱり教員に残ろう、という方もたくさんいます。
不安や不満があるならまずは少しでも前に進んでみましょう。
やらず後悔より、やって後悔です。
僕は教員を経験してよかったと思っていますし、教員を辞めた今でも幸せです!
\土日やオンライン面談も可能/