教育学部の就活

教員免許を活かせる仕事7選【2022年度版】教育関連の仕事をしたい人向け

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「教員に見切りをつけて転職したい」

教育系の仕事って教員以外にどんなものがあるの?」

教員免許を活かせる仕事が知りたい」

そんな声にお答えする記事を書きました。

さとる
さとる
こんにちは、31歳の時に中学教員から機械メーカーへ転職したさとるといいます。

現在は企業の採用面接新人教育も担当しています。

Twitter(@SatoruTeacher)のフォロワーさんは4,500人以上!
おかげさまでたくさんの人とつながることができて嬉しいです。

教師からの転職を考えている、あるいは教育学部で教師以外に就職したいと思っている方へ。

引き続き教育に関わる仕事に付きたいと思っている人は多いことでしょう。

教員からの転職先に実績のある中から、特に教育に関わる仕事7つについて解説していきます。

  1. 学習塾の講師
  2. 教育系の営業職
  3. 教育系IT職
  4. 児童支援員
  5. 家庭教師
  6. 保育士
  7. インストラクター

それぞれの仕事について、特徴気になる点などを詳しく解説していきます。

教育に関わる仕事をしたいあなた、ぜひともこの記事を最後までお読みいただき、理想とする働き方の実現へ役立ててください。

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もくじ

教員免許を活かせる仕事1、学習塾の講師

教員免許を活かせる 学習塾

学習塾講師の主な仕事内容は、

・生徒の学習指導(授業の準備や教材研究も含む)
・保護者との面談、相談
・進学・進路指導

などがあります。

塾講師をする上で教員免許は必須ではないのですが。

求人によっては、「教師・講師経験者は一次試験免除」など、教員を優遇する学習塾・予備校もあります。

また、仕事内容は教員とかなり似ているため、転職しやすいでしょう。

実力主義の側面がある

塾講師の魅力的なところは、年収とやりがいです。

公務員の教員と比べれば平均年収が下がりはしますが、実力次第で年収を上げることができる、「実力主義」の側面があります。

「わかりやすい授業をしてくれる」、「先生が好きだから成績が上がった」などといった高評価をもらえると、給与面でも優遇される可能性があります。

実績を上げてキャリアアップを目指せる

他にも、実力があれば若くても教室長や塾長などの塾のマネジメント職・経営側につくといったキャリアアップが可能です。

また、難関学校への進学塾予備校の講師の場合は年収が高くなります。

そして、子どもの成長を目の当たりにすることでやりがいを感じる機会が多いでしょう。

自分の分析が的中して結果が出るなど、目に見えて結果が出るので、学校の先生以上に努力しがいがあるかもしれません。

準備時間に給与が発生しない場合も

一方で気になることは、 塾の講師は準備する時間には給与が発生しない勤務体制であるということと、生活リズムです。

塾講師は学校の教員以上に授業の準備や教材研究が必要です。

そうでないと、説得力のある授業や情報提供ができません。

もし非正規雇用で塾講師になった場合は、勤務時間・給与はそのコマ数でカウントされるため、事前の授業準備は計算されません。

このことを理解した上で求人へ応募しましょう。

夕方夜や土日の勤務が多い

また、塾講師になると生活リズムが大きく変化します。

子ども達は、平日、学校が終わってから塾へ通うため、塾講師の勤務時間は夕方から夜にかけてがメインです。

教員から転職する場合は、生活リズムに慣れるまでに少し時間がかかるかもしれません。

【特徴】
授業や教えることに集中できる
・進学実績やマネジメント職につくことによってキャリアアップができる

【気になる点】
・夕方や夜、土日の勤務が多い
・準備時間には給与が発生しない場合もある

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教員免許を活かせる仕事2、教育系教材の営業職

教員免許 活かせる 営業

営業職のニーズは多い

塾の入会カウンセラーや英会話教材の販売、中学・高校への教材提案営業などといった民間企業の教育系の営業職は、塾講師の次に求人がたくさんあります。

特に、今はコロナの状況で、より家庭での学習を充実させたいという保護者のニーズが高まっています。

ドリルや学習ワークなどの教材の需要があるため、転職しやすいといえます。

教育のプロとしてのスキルは営業でも活きる

教員の経験があると、現場の実態を知っているので商品の説明がしやすく、顧客とコミュニケーションがとりやすいでしょう。

また、教員の経験があるほうが、顧客からの信頼を得やすいです。

さらに、保護者や児童、同僚との人間関係によるストレスがなくなります。

教育系に関わらず営業職全般にいえることですが、自分や周りの同僚が「成果を出すこと」に集中するため、教員のときより人間関係のストレスが減る可能性が高いです。

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転勤がある場合も

一方で、気になることは、 転勤収入です。

特に大企業の場合は転勤などで突然地方に飛ばされる可能性もあるため、一つの場所に腰を据えて働きたい人はよく考えた方が良いでしょう。

収入面などの条件も確認

一部の営業職では、自分の売上成果によって収入が異なる場合もあります。

労働条件と給与体系については、事前によく確認しておきましょう。

しかし、成績が良ければ年収を上げることが可能ですので、自分の力で稼ぐ力を身につけたい人や、コミュニケーションが好きな人は営業職に向いているかもしれません。

【特徴】
・教員のプレゼン力などを活かすことができる
・顧客を訪問することが多いので、移動時間はストレス解消にもなる

【気になる点】
・会社によっては、高い目標が設定されていることも
・転勤の有無や給与体系についてはきちんと確認しておく必要がある

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教員免許を活かせる仕事3、教育系のIT企業

近年、「EdTech(エドテック)」の分野に注目が集まっています。

EdTechとは、「Education」と「Technology」を組み合わせた造語で、教育業界においてテクノロジーを活用したビジネスやサービスのことをいいます。

たとえば、インターネット環境があればどこでも学習できる「オンライン学習」や、VR機能を使った疑似体験学習などがあります。

仕事内容としては、プログラミング教育アプリ開発、塾や学校向けのツール提供などです。

時代や経済、テクノロジーの変化によって求められる人材が大きく変わってきていることを背景に、エドテック分野のベンチャーやスタートアップ企業がたくさん生まれています。

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今後ますます需要が見込める

エドテック分野に転職するメリットの一つ目は、将来的に伸びる業界の可能性が高いことです。

伸びる業界の方が、年収が高くなる可能性があり、また、人間関係や職場の雰囲気などといった「職場環境」に恵まれる可能性が高いです。

リモートワークや独立もしやすい

二つ目は、 プログラミングなどの将来的に伸びる分野のスキルで手に職をつけることで、再度他の企業へ転職しやすくなったり、独立しやすくなったりすることです。

またIT関連はリモートワークとも相性がいいので、ワークライフバランスを目指す人にもピッタリ。

勉強しつづける姿勢が大切

一方で気になることは、 勉強の必要性と収入です。

未経験の方は特に、IT分野の学習が必要になってきます。

転職した後も、しばらくは勉強が必要です。

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ベンチャーは年収が安定しない

また、教員からの転職で、年収は一時的に下がる可能性が高いです。

ベンチャーだと、企業が成長すればそのぶん年収が増えたり、ストックオプションなどの利益が出る場合もありますが、倒産リスクもあります。

【特徴】
・将来的に伸びる可能性が高い業界
・キャリアにITの色をつけることで、これからも求められる人材になれる

【気になる点】
・ベンチャー企業の場合は、業績が下がったり倒産リスクもある

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教員免許を活かせる仕事4、児童支援員

児童支援所とは、放課後や土日に子どもを預かっている事業所などのことです。

「学童保育所」、「留守家庭子ども会」、「放課後等デイサービス」といった名称がつけられています。

保護者が迎えに来るまで子ども達を預かる場所で、子どもの体調管理や遊び、勉強のサポートを行うなど、子ども達の面倒を見ることが仕事です。

学校の宿題を一緒にしたり、食事やおやつを提供したりすることもあります。

教員との大きな違いは授業を教える必要がない点です。

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子どもと関わる仕事

児童支援員の魅力の一つ目は子ども達から慕われることです。

子ども達は児童支援員のことを「先生」と呼ぶことが多く、学校の先生と同じぐらい児童支援員を頼りにします。

そのため、子どもに寄り添うことが好きな人にとってはやりがいのある仕事です。

二つ目は、 子ども達が楽しめる遊びやイベントを自分で設定することができるなど、自分のアイディアを生かすことができることです。

学校の教員と違って「学習指導要領」がないので、 教員よりも自由な発想で企画することができます。

収入はやや低め

一方で気になる点は、給料の低さです。

児童支援員の月給は一般的に15万円から20万円程度です。既にある程度貯金がある方や、独身の方であれば良いですが、結婚して家庭を持っている人には厳しいかもしれません。

子どもへの気配りや保護者対応は必要

また、子どもの様子や保護者対応に常に気を配る必要があるところが結構大変です。

子ども同士の喧嘩があったときはその仲裁、保護者からのクレームがあったときはその対応をしなくてはいけません。

学校教員の経験がある方は目の当たりにしたことがあると思いますが、まるで嘘のような、理不尽なクレームが入る可能性もあります。

【特徴】
・教員を辞めてもこどもと関わることができる
・創意工夫でこどもに喜んでもらうことができる

【気になる点】
・収入はやや低め
・子どもへの気配りや保護者対応は必要

教員免許を活かせる仕事5、家庭教師

教員免許 家庭教師

家庭教師は、生徒の自宅で勉強を教える教育サービスです。

ご家庭の希望次第では、カフェやファミレスなどで教えることもあります。

塾も家庭教師も、どちらも教えることが仕事ですが、仕事内容は結構違います。

家庭教師は、ほぼマンツーマンで、宿題の解説や苦手科目の指導、模試の採点が主な仕事です。

自分のスキルを磨くことで信頼を得る

家庭教師の魅力は、自分のスキルを生かして信頼を得るスタイルであること、オンライン家庭教師の需要が高まっていることです。

家庭教師は、塾と比べると受験情報などの提供が少ない傾向があるため、家庭教師がもつ以上の情報を生徒や保護者に与えることができません。

学習指導においても、家庭教師のスキルに大きく依存するスタイルです。

マンツーマンで生徒に向き合える

また、保護者と年齢が近い場合、普段の教育のお悩み相談などを受けることがあります。

このように、一人の家庭教師、また、人として信頼されるようになることが肝心の仕事なので、そのような家庭教師になることができれば、「自信」というかたちで自分に返ってきます。

オンライン家庭教師も増えている

家庭教師は柔軟にかたちを変えていく働き方がしやすいです。

たとえば、フリーランスやオンライン家庭教師です。

2020年以降、急激にオンライン予備校やオンライン家庭教師の需要が伸びてきています。

オンライン家庭教師だけで月収20万円ほど稼いでいる方も多くいらっしゃいます。

「自分次第」の要素が強いので、「自分の力で稼ぎたい」という気持ちがある人に向いている仕事でしょう。

時間や収入の管理が難しい

一方で、気になることは、時間や収入の管理が難しいことと、感じ方によっては「アウェイ」な環境です。

顧客側からすると、家庭教師は塾よりも融通が効くというメリットがあります。

たとえば、都合の悪い日の振り替え依頼です 。

よって、時間や収入管理のしやすさにおいては、塾講師と比べて劣ります。

また、生徒の自宅で仕事をするので、他人の自宅に上がるごとに抵抗がある人にとっては、「自宅にうかがう家庭教師」という選択肢は消えます。

【特徴】
・自分のスキルを上げて信頼を得ることができる
・オンラインなどの働き方に柔軟に対応

【気になる点】
・個人で行う場合は、時間や収入が不安定になりがち

教員免許を活かせる仕事6、保育士

教員免許を活かせる 保育士

保育士免許がなくても働ける

保育士というと保育士試験を受ける必要があると思われがちですが、実は保育士免許がなくても保育園で働くことはできます。

公立という枠を外せば実際には未経験歓迎の求人も多いですし、教員免許をもっていると「保育所等における保育士配置に係る特例」により、試験なしで保育士への転職が可能です。

求人には、「求める人材」の項目に、「教員免許取得」が含まれていることが多いです。

子どもが好きな人にはおすすめ

教員の経験は、保育士でも十分に役立てることができます。

保育士の魅力は、子ども達との距離が近いことです。

小学校以上に子ども達の成長を見ることができるので、子ども達が好きな気持ちが残る人におすすめの転職先です。

また、小学校の教員と比べて、クラブや委員会指導がないこと、残業がそこまでないこと もメリットです。

一方で、部活指導はないものの保育士も一般的に激務です。それにも関わらず、教員と比べて保育士の方が年収が低いこともデメリットとして挙げられます。

インストラクター(英会話、パーソナルトレーニング、など)

インストラクターといえばよく聞くのは、スポーツ系インストラクターや英会話教室の先生ですね。

それだけではなく、子ども向けプログラミングスクールや、社会人向けのパソコン教室などでもインストラクターの求人があります。

コミュニケーション能力をフルに活かせる

インストラクターの魅力の一つ目は、コミュニケーション力を活かせることです。

「教えること」が好きな人、伝えたい情報をわかりやすく「説明する力」や顧客の話にじっくりと耳を傾ける「傾聴力」がある人にとってはやりがいがあります。

自分の特技やスキルで人の役に立つ

魅力の二つ目は、元々もっている自分の特技やスキルを更に磨いていけることです。

何かしらの分野のインストラクターになるわけですが、そのスキルを活かして「手に職」がつくと、独立するなど、ビジネスを横展開することが可能です。

特に駆け出しの頃の年収は低め

一方で気になることは、教員と比べると「安定して高収入を得ること」が難しい可能性が高いことです。

もちろん人気がでると高収入は見込めます。

また、 オン・オフの切り替えが難しかったり、休みの日がなかったりするところも気になるところです。

たとえばまだ駆け出しのフリーランススポーツインストラクターの方は、週2日休んでいる人は少ないといいます。

教員免許を活かせる仕事はさまざま

教師以外にも、教員免許を活かせる仕事はたくさんあることがわかっていただけたと思います。

教員をやってる人は、子ども成長をサポートするのが好きだったり、教育に興味のある人が多いかと思います。

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転職することで叶えられる未来もあります。

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