教員生活

30代で教員を辞めたいあなたへ、転職以外にも選択肢はあります!

「30代で実は教員を辞めたいと思っている」

「みんなどんな理由で辞めたいのかな?」

「30代教員の転職ってどうすればいいの?」

そんなお悩みを解決できる記事を書きました。

さとる
さとる
こんにちは、31歳の時に中学教員から機械メーカーへ転職したさとるといいます。

現在は企業の採用面接新人教育も担当しています。

「教師からの転職」をテーマに発信しつづけた結果、
Twitter(@SatoruTeacher)のフォロワーさんは5,000人以上!
おかげさまでたくさんの人とつながることができて嬉しいです。

30代は教員の経験が増え、校内でも期待され始める時期。

ですが、教員を辞めたくなる確率がグッと上がるのが、30代なんです。

そんな年代真っ只中の先生方に向けて、その理由と転職のコツをまとめました。

結論から言うと、30代でも転職はできます。

社会人としての経験があることや、新しいことを学ぼうとする意欲を評価してくれる企業も多くあるからです。

未経験業種だって挑戦の価値があります。

ただ、転職を成功させるには工夫や対策が必要です。

この記事のポイント

・30代教員が辞めたい理由3つ

・教員を辞めたいと思ったときにできること2つ

・準備や効率的な転職活動が成功のカギ

・30代転職は転職サービスを積極的に利用しよう

最後までお読みいただければ、辞めたい気持ちの整理や、転職を成功させる確率をグッと上げることができますよ。

「辞めたい」というモヤモヤを否定せず、前向きに捉えて読んでみてください。

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30代の教員が辞めたい理由1、仕事が多すぎる

さとる
さとる
30代の先生たちの悩みでもっとも多いのが、「仕事が多すぎる」という点。

ここでは、30代の教員をとりまく環境や多忙すぎる業務の原因を深堀りしていきます。

教員の平均残業時間

日教組のアンケートによると教員の残業時間は1日平均2時間54分です。

1カ月に換算するとなんと96時間44分もの残業をしています。

厚労省の過労死ラインは、月80時間。

教員はそれを超える残業時間で仕事をこなしています。

人間がいつ過労で倒れてもおかしくない状態で働いているんです。

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休日も自宅で仕事や部活動

平日のハードワークに加え、休日も自宅で仕事を片付けや来週の授業準備をすることも。

さらに中学高校の教員は、土日の部活動もあります。

試合の引率をすれば、丸1日がつぶれてしまいます。

四六時中仕事と向き合うことが常態化し、ゆっくり休むことができません。

毎週毎週、疲労が蓄積されていきます。

ストレス満載で休職者も続出

教員はストレスの多い仕事です。

特に30代は経験年数が増え、そろそろ学年主任、分掌主任に声がかかる時期。

問題の多いクラスを任され、責任が倍増することもあります。

もう若手とは言えず、自分で何とかしないといけない場面も増えます。

さとる
さとる
教員の皆さんは、まじめで一生懸命な人が多いです。

すべてを丸抱えし、頑張りすぎて心身を壊す人が後を絶ちません。

校内では常に誰かが休職しているというところも。

その仕事のカバーで残された人は、さらに疲弊してしまいます。

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30代の教員が辞めたい理由2、子育てとの両立

30代は結婚・出産と人生で重要なライフイベントが重なる時期。

特に女性の先生の場合、家事も育児も集中して疲弊するパターンをこれまで僕も何度も見てきました。

自分の仕事中心で子供をふりまわす毎日

忙しすぎて、自分の子どもの成長を見守ることができないのもつらいです。

30代は家庭をもち、子どもが生まれるころ。

可愛いわが子との時間を大切にしたいのに、現実は

・朝一番に保育園へダッシュ
・帰りもお迎え時間ぎりぎりで滑り込む
・帰宅後、家事をこなしながら持ち帰った仕事を片付ける

慌ただしい毎日です。

仕事の都合で、こんなに子どもを振り回していいの?と切なくなることもありますよね。

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もっと自分の子どもと関わりたい

教育の現場にいると、知識や経験で「自分の子どもにはこうしてあげたい」「これは経験させてあげたいな」と感じることがあります。

なのに、時間がなく手をかけてあげられません。

小さな子の成長は早いもの。

この貴重な成長の機会を見逃したくないのに。

自分の子どものことに満足に関われず、やるせない気持ちになります。

余裕がないから家族にあたってしまう

毎日を乗り切るのに精いっぱいで、夫婦で話し合う時間もありません。

自分に余裕がないことで、家族にきつく当たってしまい自己嫌悪になることも。

もっと家では笑っていたいのに。

夫婦で本当はどんな家庭にしたいのか、子育てをしたいのか。

子どもが小さいうちに考えのすり合わせをしたいものです。

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30代の教員が辞めたい理由3、将来への不安

とにかく安定している、と言われる教員(公務員)ですが、とりまく環境は決して安定しているとは言えません。

僕も結局のところ、このまま自分が教員を続けていくという将来に希望が持てず、退職を決意しました。

管理職を見ていて希望が持てない

管理職を見ていると、将来の働き方に希望が持てません。

実際目にするのは

・汚れ仕事から嫌われ仕事までストレスだらけの業務
・机の上の片付かない書類の山
・忙しすぎて常につらそうな姿

など。

近年、管理職になったものの、一般教員へ降格を希望する教員が増加しています。

参考:文部科学省希望降任制度について
教育新聞 主幹教諭183人が希望降任 「荷が重い」が理由

管理職がいきいき楽しそうなら、自分も目指そうと思うのですけどね。

確かに給料は上がりますが、業務量や責任の重さが見合っていません。

ほぼ毎週土日出勤で、家族崩壊なんて先生もいました。

教育予算削減で給料が減り業務量は増える

少子高齢化で、今後教育予算がますます削られるおそれがあります。

教員といえば給料は安定。

そこをモチベーションになんとか食らいついている状態の先生方もいるでしょう。

でも、予算削減でこの先給料は減る可能性があります。

少ない予算の中で、マンパワーだけに頼り切ることになるので業務量は増えることになります。

新しい取り組みでこれまでの経験が通用しなくなる

ICT教育・キャリア教育・英語教育など新しい取り組みが増加しています。

今までやってきた指導方法が通用しない、まったく違った授業スタイルになりつつあります。

授業で求められることが増え、準備の負担は増えるばかり。

また、30代の教員は年上の先生方から、「新しいことは若い人たちに」と仕事を任されることもあります。

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30代の教員が辞めたい場合の解決法

では、実際に辞めたいと思ったときはどうすればいいのでしょうか。

主な方法は

・仕事を効率化する
・スキルを身につけて転職する

の2つです。順にみていきましょう。

仕事を効率化できないか探る

まずは今やっている仕事の整理をしてみましょう。

そこからやり方を見直せる部分はありませんか?

どこから手をつければいいのかわからない。

どう改善すればいいのかわからない。

そんなときは、教員向けの仕事術を解説した書籍も多数あります。

業務の効率化や定時退勤を実践している先生たちのスキルを学ぶことで、理想の働き方に近づくことができます。

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スキルを身に付けてから転職する

教員の転職は難しいものではありません。

社会人経験をしっかり積み、教員のスキルを十分にもっている30代はチャンスです。

教員の経験を活かせる仕事なら例えば、

  • 塾講師
  • 教材販売
  • 人材開発

など。

未経験業種でも、即戦力といわれるスキルを身につけることによって、転職の間口は広がります。

例えば、

  • ITエンジニア
  • Webマーケター

は好待遇の求人が多いです。

ITやWebマーケティングの技術を学べるところはたくさんあり、転職支援つきのスクールもあります。

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30代前半なら未経験業界への転職もできる

特に30代前半なら、未経験業界の転職も可能です。

教員は学習意欲があって、新しいことに挑戦できるマインドがあります。

まだまだ経験を積める年齢です。

自己PRをしっかりし熱意をアピールすれば、企業からも高評価を得られます。

また、30代の転職は転職サイトやエージェントを活用する人が多いです。

・新卒時は教員採用試験一本だった
・転職は初めて

という人は、転職サービスを使いプロの力を借りるのがスムーズです。

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30代の教員が辞めたい理由、まとめ

30代は仕事も家庭も大切にしたい

30代は仕事も家庭も充実する時期。

仕事もプライベートもバランスよく取り組み人生を謳歌できる年代です。

ところが教員は仕事があまりにも忙しくて、バランスがとりにくいです。

将来性があるなら、一時のしんどさも頑張れます。

ところが、管理職の辛そうな姿や学校の現状をみると、ここで働き続けた先に何があるのかと思ってしまいます。

転職活動は小さなことから準備できる

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