「教員ひとすじ30年、50代でも転職ってできるの?」
「まだまだ家のローンもあるし、子どもの教育費もかかるし、何かいい方法はないかな」
そんなお悩みをお持ちの方へ向けた記事を書きました。
現在は企業の採用面接や新人教育も担当しています。
Twitter(@SatoruTeacher)のフォロワーさんは4,500人以上!
おかげさまでたくさんの人とつながることができて嬉しいです。
まずは、日々の学校での教育活動ほんとうにお疲れさまです!
日本の教育を担ってきた偉大なる先輩達に30代なかばの僕がエラそうに説教たれるのもアレなのですが。
今まで200人以上の教員のキャリア相談にのってきた専門家、として役立つお話ができればと思います。
・50代の教員が転職したい主な理由
・今までのキャリアをフルに活かした転職をする
・やりたいことにフォーカスしてみる
・人生100年時代、新しいことを学んでみる
50代で真剣に転職を考えている人には、転職サービス「ビズリーチ」がおすすめです。
外資系企業が多いイメージがありますが、官公庁や教育系の求人もあります。
登録した時にレジュメ(経歴書)をしっかり記入しておくと、あなたに興味を持った企業から直接スカウトメールが届きます。
自分の価値や求人を知るのにもよいので、転職を考えている方はまずは登録してみましょう。
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もくじ
50代の教員が転職したい理由
まずは、50代の教員の主な転職理由を見ていきます。
- 体力的な限界
- 多すぎる仕事量
- 新しい技術についていけない
理由を明確化することで、あなたの仕事の「軸」が明確になり、失敗しない次のキャリアを築くことができます。
順番に解説していきます。
体力的な限界
「国営ブラック企業」とも揶揄(やゆ)される教員の世界。
過労死ラインを超える、月80時間以上の残業をしている教員は、小学校で約3割、中学校で約6割、とのデータもあります。
20代・30代の若い頃ならまだ乗り越えられたかもしれません。
ですが40代・50代となってくると、経験はありますが、気力はあっても体はついてこない。
どちらかというと女性の先生に多いですが、体力的な限界を考え50代で退職を考える人もいらっしゃいます。
仕事量が多すぎる
また、管理職などの責任ある立場にある方も多いことでしょう。
僕自身、当時勤めていた学校の管理職が、
「ああ、明日は1ヶ月ぶりにちゃんと休めるわ」
という疲れ切ったセリフを聞いて、将来性がないなと感じたのも僕が退職した理由のひとつでもあります。
上からは働き方改革を進めろ、といわれる。
そして管下の先生たちに下ろそうとすると、反発をくらう。
管理職のストレスと業務量は、尋常ではないですよね。
新しい技術についていけない
コロナの影響もあって、2020年から一気に進んだGIGAスクール構想。
うちの小学生の息子もiPadで学んだことを、家でも色々と披露してくれます。
「自分がスマホをきちんと使いこなせてないのに、子どもたちに教えられるのかな」
「昔ながらの、チョークと黒板の方がやりやすい」
と技術革新と今までやってきたことの間で悩む方も多いことでしょう。
50代の教員が仕事を退職したい主な理由については、こちらの記事でより詳しく解説しています。↓
50代の教員が転職を成功させるには
今までの経験をフルに活かす
・授業に自信がある
・もっと生徒達の学力向上に集中したい
という人は学習塾の講師や経営の求人を探してみるのもよいでしょう。
中には、自ら学習塾の経営を始める人もいらっしゃいますね。
ミドルシニアの転職なら、「ビズリーチ」がオススメです。
教育系の求人や官公庁からの求人もありますよ。
仕事、を広い視野で捉えてみる
今まではもしかしたら、家族のために働いていたかもしれません。
もしあなたが子育てが落ち着いている、ある程度の蓄えがあるなら、自分のやりたいこと、にもっとフォーカスするのもよいでしょう。
家業を継ぐ。
地域のNPO法人で働いてみる。
前からやりたかった農業の世界へ目を向けてみる。
もしかしたら、年収は不安定になってしまうかもしれませんが、定年後も長く働けるならトータルでプラスになる場合もあります。
何より、やりたいことに打ち込む姿はとても得難い経験となるはず。
仕事をもっと大枠でとらえることもいいでしょう。
50歳だってまだまだ若造
人生100年時代、と考えると失礼な言い方になりますが、50代だってまだまだ若造。
そして今後50年で、日本人の平均寿命は100歳を超えるのでは?
という専門家もいます。
「80過ぎても働くなんてムリだよ」
という声も聞こえてきそうですが。
脳にICチップを埋め込んで20代のようなクリアな思考を保ったり。
傷んだ臓器を人工臓器と取り替えたり、技術と医療の進歩で80歳になっても元気で働ける時代がやってくるかもしれません。
現時点でも金融庁の報告によれば、60歳から65歳の日本人の数的思考力や読解力のテストのスコアはOECD諸国の45歳から49歳の平均値と同じ水準となっている。とのデータがあります。
元気なうちはまだまだ働けるし、学ぶこともできるのです。
50代で転職を考える教員におすすめのサービス
勉強するならITスキルがオススメ
知識を身につけてキャリアアップしたい! という前向きなあなた。
今後もし、新しいスキルを身に着けたいのであれば、IT系のスキルを身につけることをオススメします。
IT技術は、企業や個人にとっても必要とされる機械が多く、汎用性の高いスキルだからでうす。
ひとくちにITスキルといっても、様々なものがあります。
フリーランスとして活躍する道もある
・プログラミング
・Webデザイン
・Webサイト、ブログ作成
・Webライター など
Webライターは、ネット上の記事を執筆するお仕事。
文章を書くのが好きな人にはピッタリです。
ランサーズ、などのお仕事募集サイトに登録すると思ったよりカンタンに仕事を得ることができます。
実際に僕が一緒にお仕事をさせていただいた方で、50代後半の元教員で現在はフリーライターとして活躍されている方もいらっしゃいますよ。
他にイラストを書くのが好きな方は、Webデザインを学んでみるのもいいでしょう。
オンラインスクールなら自宅で学べる
もっと本格的に学んでみたい、という方には「テックアカデミー」というインタネット上のオンラインスクールがピッタリです。
「オンラインスクールって何それ大丈夫なの?」
という方でもご安心ください。
パソコンとネット環境さえあれば、家にいながらにして学ぶことができます。
いわば、パソコンのモニターを通じて、社会人向けの学校に参加するイメージですね。
実際に60代の方でも、趣味と実益を兼ねて、テックアカデミーで学んでいる人もいらっしゃいます。
・はじめてのプログラミングコース
・Webデザインコース
・動画編集コース
・はじめてのDXコース
などなど、初心者から挫折しにくい設計になっており、メンターというコーチがひとりひとりの生徒につき、親身に相談にのってくれます。
これなら、続けられそうな気がしませんか?
50代、人生100年時代だとしたらまだまだこれから。
もっと様々なチャレンジができます。
一度きりの人生だから、人生のうちで一番若いのは今この時だから。
あなたの決断を、応援しています。
\学び続けるあなたへ/