「教員をやめても、仕事ってあるのかな?」
「実際に転職している人も多いよね」
「みんなどうやって求人を探しているの?」
世の中にはたくさんの企業、たくさんの求人であふれています。
その中から自分に合った求人を探すのってなかなか手間ですよね。
そこで今回は、転職先を探してみようという人に向けた求人の探し方について書いてみます。
・ハローワーク、友人のツテ、転職サイト、エージェント、求人を探す4つの方法
・それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説
・求人を探す方法は色々ある!教員からの転職は難しくない!
もくじ
教員からの転職、求人をどうやって探すべきか
求人の探し方は大きく分けて4つに分かれます。
・ハローワーク(職業安定所)で探す
・友人・知人のツテで探す
・転職サイトや求人情報誌で探す
・転職エージェントで探す
それぞれの長所や注意すべき点を見ていきますよ。
ハローワーク(職安)で探す
ハローワークの特徴
仕事をやめると何かとお世話になるハローワーク(公共職業安定所、略称:職安)。
厚生労働省の管轄で運営されており、全国各地に拠点があります。
職業のあっせんの他に、失業保険の給付や、キャリアの相談、職業訓練の情報提供なども行っています。
僕が実際通っていたハローワークでは、働くママのための相談コーナーもあり、キッズスペースなどにも力を入れていました。
サービスは基本無料。そのかわり結構待たされる場合もありますけどね(苦笑)
担当者がガツガツしてない
国が運営している期間なので、担当者の方も公務員。
元公務員の僕がいうのもなんですが、おだやかな感じの方が多いです。
民間の転職エージェントと比べると全然違いますね(笑)
向こうからは一般的な説明しかしていただけないので、わからないことはこちらからガシガシ質問していく必要があります。
正社員の求人が少ない
ハローワークの求人の探し方は、担当者に紹介してもらうか、備え付けのパソコンで検索するか、あるいはインターネットからも求人を探すことができます。
全国各地に拠点があるおかげで、地域密着型の求人が多いです。
転職サイトやエージェントと比べると正社員の求人が少ない印象を受けます。
ブラック企業が紛れている
転職サイトやエージェントは掲載料がかかるのですが、ハローワークは無料。
ということで採用にお金をかけられない、あるいはかけたくないブラック企業が紛れ込んでいるというのは有名な話です。
企業がブラックかどうかを見極めるには、やはりある程度の経験が必要になってきます。
・地域密着の求人を探したい
・窓口で待つのも苦ではない(または時間に余裕がある)
・求人票から会社の内容を見極める力がある
友人・知人のツテで探す
内部事情がわかりやすい
生産年齢人口が減って、企業はどこも人手不足の時代。
優秀な人がいれば採用したいな、と思っている企業は多いです。
友人や知人に企業の採用担当者、あるいはそこに近いポジションの人がいればいい情報をもらえる場合も。
知人のツテで探すメリットは、会社や業界の内部事情がわかること。
実際に気になるお給料や労働時間、仕事内容や職場の雰囲気等が聞けること。
人に来てほしいあまりに、オブラートに包んでくる場合もあるので、信用し過ぎは禁物ですが。
採用されやすい
また、ある程度あなたの能力や人柄をすでに相手方も知っているので、採用されやすいです。
逆に内定をもらってしまうと断りにくく、入社したあともしがらみがあるので、もし仕事が合わなかった場合はやめづらくなりますね。
そもそも、自分の興味ある業界や行きたい会社にツテがあるという人はなかなか居ないのが現状です。
転職サイトや求人情報誌で探す
大手の転職情報サイト「マイナビ転職」や「リクナビNEXT」などを通じて探すという手もあります。
また街頭で無料でもらえる求人情報誌には、地域密着の求人が掲載されている場合もあります。
求人が豊富
転職サイトのメリットとしては、求人が豊富なこと。
「リクナビNEXT」とか「doda」等を見ていると、半日は時間つぶせますね(笑)
それくらい求人の量は多いです。
企業側も転職サイトや求人情報誌に掲載するためには広告料を支払う必要があるので、ハローワークに比べて質の良い求人が期待できます。
自分で応募、面接等の段取りをしなければならない
デメリットとしては、求人が多すぎて把握しきれなくなる。
実際に企業への応募やエントリーシートの作成、面接の日程調整などを自分でやらなければならないという点があります。
特に転職活動が初めてという人は上記の作業に非常に戸惑うケースも。
また、自己分析や業界・企業研究等も自分で行っていく必要があります。
・行きたい業界・企業が明確に決まっている
・自分で職務経歴書の作成等やスケジュール管理ができる
・転職活動に慣れている
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転職エージェントで探す
では、最後に転職エージェントを通じて探すやり方をご紹介します。
最近では転職することがだいぶメジャーになってきて、転職エージェントを気軽に使っている人も増えてきましたね。
転職エージェントとは
人材紹介サービスのひとつです。 転職希望者が抱える様々な悩みを解決し、その求職者にとって最適な転職をお手伝いしてくれます。
転職希望者それぞれに、専門のスタッフがついて対応してくれます。
基本的に、サービスは無料です。(求人企業がエージェント会社に料金を支払うため)
*具体的な社名でいうと、リクルートエージェント、マイナビエージェント、doda、あたりが有名な転職エージェントの会社です。
専門のスタッフがついてくれる
転職希望者ひとりひとりに専門のスタッフがついて対応してくれます。
また履歴書や職務経歴書の書き方、業界や企業の知識や面接対策などを個別にサポートしてくれます。
転職初心者にとっては非常に頼もしいサービスといえますね。
非公開の求人がある
転職エージェントには、上記のハローワークや転職サイトには掲載されてない非公開求人が豊富にあります。
非公開のため応募者数を絞っているため面接の通過率がよかったり、また給与面等の待遇がいい場合が多いです。
エージェントと面談する手間がかかる
気になる点としては、実際に転職エージェントのオフィスに出向き、面談する必要があることです。メールや電話でもやりとりできますが、特に上記のサポートを受けるためには実際に面談した方がよいです。
例えば「マイナビエージェント」なら札幌から福岡まで全国7拠点、「doda」なら全国10拠点にあります。
大都市が中心となりますので、どうしてもそこに出向くまでの時間や交通費がかかってしまいます。
・自己PRや業界研究を手助けして欲しい
・非公開求人に興味がある
・転職の成功確率を上げたい
・転職に慣れていない
・大都市圏へ面談しにいくことができる
転職エージェントについては、さらに詳しく解説した記事やおすすめのサービスを挙げてますので、あわせてご参照いただければと。
教員からの転職は難しくない!求人を探す方法はたくさんある
こうしてみると、求人を探す方法はたくさんあることがわかっていただけたかと思います。
そして、実際に探してみると実に様々な会社や業界の求人が世の中にあふれていることが実感できます。
記事を参考にしつつ、みなさんが自分に合った求人を見つけていただければと思います。
また、求人を探したからといって実際に転職が必須なわけではありません。
教員を続けるという選択肢ももちろんアリです。
教育現場で2020年度から始まる「キャリア・パスポート」
教員には自分の担当科目だけではなく、世の中の様々な仕事についても知識を要求される時代になってきました。
現場の教員にとっても、色々な仕事や業界に関する知識を身に着けていくことはとても大切ですよね。