
「毎日やることが山積み」
「子ども・生徒達は可愛いけど、自分の人生これでいいのだろうか?」
教員から転職したい。
他の業界ものぞいてみたい。
僕は教師をやめてから転職活動をしたのですが、やはり次の仕事のアテがないのに仕事を辞めるのは不安もありますよね。
そこで今回は、教員が働きながら転職活動をするなら「今でしょ!」(古い)。
夏休みがおすすめな理由をあげてみます。
・多忙な教員、まとまって体が空くのは夏休み
・求人が多いので夏休みはおすすめ
・無事に転職が決まった時には辞めやすい
夏休みこそ、自分のキャリアを見つめ直し、新たな一歩を踏み出す時です!
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教師は忙しすぎる
教員、あるいは元教員のみなさんには今さら何を言ってんだって話ですよね。
教員というのは非常に多忙な仕事です。
報道によれば、小学校教員の約5割、中学校教員の約8割が、過労死ラインを超える月100時間以上の残業をしていると言われています。
参考記事)『Yahooニュース』中学校教員の8割が月100時間超の残業 働き方改革「上限規制」の対象外
Twitterでも「#先生死ぬかも」のハッシュタグで悲鳴を上げている現場の先生が多数。
普段の平日にその合間を縫って転職活動をするのは非常に困難。
ちなみに僕は在職中に転職活動を並行させるのは無理とあきらめて、教員をやめてから転職活動をしました。
それくらい、教員というのは多忙な仕事なのです。
教師が転職活動するなら夏休みしかない
授業がある平日に転職活動をするのはなかなか難しい。
そして、土日は体力や気力の回復で精一杯。
教員が在職しながら転職活動をするなら、やはり長期休暇の時期しかないでしょう。
生徒達が休みになる長期休暇は3つ。
夏休み、冬休み、そして春休みです。
冬休みは年末年始ですので、企業もお休みとなり採用活動はありません。
転職エージェントもほとんどがお休みです。
そして春休みは、離任される先生の引き継ぎや、新しい指導要領や通達などへの対応、新学期の準備などでぶっちゃけ普段の平日より忙しいです。
あまり思い出したくないですね(涙
そうなると必然的に行動する時期は、夏休み期間中に絞られます。
まあ、夏休みも研修やら、プールの監視やら、部活の大会やらで結構忙しいんですけどね。
普段の平日よりは、まだマシかなという気がいたします。
転職活動でやるべきことは多い
求人を見つけて応募したり、転職エージェントと面談したり、実際に企業の面接に出向いたり。
それ以外にも転職活動は様々な仕事が待ち構えています。
履歴書や職務経歴書の作成。
自己PRや志望動機を練ったり、希望先の業界や企業を研究したり。
やるべきことがたくさんあります。
ぶっちゃけ僕は教員時代は持ち帰り仕事をたくさんしていましたし、気づいたらPCの横で力尽きて寝ていたなんてことも何回もあります。
そうなると、やはり授業がなくてまとまった時間がとりやすい夏休みに上記のことに取り組む方がいいですよね。
みんなが休んでいる時こそ、行動しましょう!
夏休みは求人が多い
また、企業側から見ても7,8月からの夏休みは求人が多い時期です。
参考記事)求人数が増加するのは2月、3月と8月、9月「マイナビ転職」
4月から年度がスタートする多くの日本の企業においては、9月末が半期。
そして、10月から下半期のスタートと位置づけている企業が多くあります。
10月からのプロジェクト開始や組織改編などで、10月から来てくれそうな人を募集している会社は多いです。
また4月から新年度で走り出してみたけど、思ったより人手が足りなかった、あるいは業績好調でもっと新しい人に来てほしい、という場合もこの時期から採用活動に乗り出します。
求人が増えてくる夏休みは、転職希望者にとってはチャンスです!
ボーナスもらったので辞めやすい
各自治体によって規定は異なるのですが、基本ボーナスは支給日に在籍してないと支給されません。
教員のボーナスは支給日は6月末頃または7月上旬。
ということは、夏のボーナスはもらっているので、無事に転職活動が成功して学校を去るとすれば9月から10月あたりになるはず。
次の支給日は12月ですので、ボーナスにも未練がなくなりますよね。
転職したあとも、何かと生活には不安がつきまといます。
お金の話になっちゃいますが、あとちょっと在籍してたらボーナスもらえるのに辞めるというのは非常につらい。
担任を持っていれば、途中で生徒たちと別れて悲しいことになりますが
次に進む意思が決まっていれば、どのみちどこかで辞めねばならないもの。
夏休みの転職活動は一つの選択肢としてアリだと僕は考えています。