「教員から転職したいけど、どんな仕事があるの?」
「営業やプログラマーは、なんか難しそう」
「休職してても転職できるのか知りたい」
今回はそんなあなたのための体験談をご用意しました。
30代で中学校から医療事務のパート職へ転職した、ツツミさんからいただいた体験談です。
ツツミさんプロフィール
・30代 女性 元中学校教員
・大学を卒業後、中学校の理科の教員として採用
・仕事にやりがいを感じていたが、勤務校が変わり激務に
・体調を崩し、1年半休職
・その後転職活動し、医療事務のパート職へ
・現在は仕事をしながら、ココナラで教師のサポートサービスも提供中
特に休職中で教員を辞めようか考えているあなた、教員の仕事は好きだけど自分らしく働きたいあなたの悩みを解決する記事です。
お読みいただければ、迷いに対する答えが見つかって一歩踏み出すことができますよ。
<この記事をまとめた人>
現在は企業の採用面接や新人教育も担当しています。
「教師からの転職」をテーマに発信しつづけた結果、
Twitter(@SatoruTeacher)のフォロワーさんは6,000人以上!
おかげさまでたくさんの人とつながることができて嬉しいです。
もくじ
教員から医療事務のパートへ
教員になろうと思ったキッカケ
母が小学校の教員だったこともあり、教員という仕事をとても身近に感じていました。
大学4年生で入った研究室が教育系の研究室で、教員を目指す学生の仲間が多かったことが一番の理由です。
それまでに自分が勉強してきた理科の知識を最も生かせるのは教育業界だと感じ、教員を志すようになりました。
教員時代よかったこと、辛かったこと
自分自身が経験したこともないようなキラキラした経験を、生徒と一緒に積めたことが一番の思い出です。
・運動会で優勝したり
・理科の研究大会で授業をしたり
・部活の全国大会に出たり
つらかったことは、生徒のために時間を使いたいのに、なかなかうまく時間が作れなかったことです。
学級経営も教材研究も部活もがんばりたいのに、どれか手を抜かなければ回らないのがしんどかったです。
教員を休職、そして転職
転職しようと思ったキッカケ
転勤になったタイミングで、環境の変化や業務量の多さのために体調を崩してしまいました。
1年半ほど休職をしていましたが、再び教壇に立つイメージがわかず、そのまま退職することになりました。
転職活動での良かったこと、苦労話など
まだまだ体調に不安があったので、働く時間が決まっているパートタイムの仕事を探すことになりました。
ハローワークでいろいろ相談にのっていただきました。
無資格でも採用してくれ、時間の融通が利きやすそうな医療事務の職場をいくつかピックアップしていただきました。
なかなか、半日単位で募集している病院はなかったです。
条件にあったところが限られていたことに焦りを感じました。
幸い、半日単位で採用していただける病院が見つかりました。
病気にも理解があったため、採用していただけました。
内定先の企業の印象
現在は、医療事務として受付業務や事務業務に携わっています。
教育業界と全く違った世界に飛び込みましたが、仕事で大切なことは変わらないと感じました。
人と接する仕事なので、
・相手を思いやる態度
・言葉のチョイス
・臨機応変な対応
など学校現場で培ったスキルが生かせる場面が多くあります。
また、パソコンの基礎知識はどの業界でも必要なのだなあと感じます。
今は、医療事務の知識を学びながらフルタイム勤務をめざしてがんばっています。
転職活動のコツ
医療事務の内定をゲットするために意識したことやコツ
面接予定の病院が小児科だったので、子どもに対する対応に慣れていることをアピールしました。
できる限り明るい印象を持ってもらうように声のトーンなどに気を付けました。
転職理由や志望動機をどのように企業に語ったか?
履歴書には体調不良のことは記載しませんでした。
これはハローワークの職員さんと相談して決めたことです。
面接で退職理由について質問されたら、答えるという方針で面接に挑みました。
結果的には退職理由について聞かれたので正直に答えました。
使用した転職エージェントや転職サイトなど
転職エージェントにも登録していましたが、なかなかパートタイムの仕事となると求人自体が見つかりませんでした。
給与面ではかなり落ちますが、勤務時間を優先した転職を考えていた私にとってはハローワークの方が合っていました。
さいごに転職を志す教員へひとこと
教員から転職するとなると、どんな業界に転職するか迷われる方が多いかと思います。
学校現場で培ったコミュニケーション力やパソコンの基礎知識などが生かせる業種は多いと感じます。
また、私は医療事務の仕事と並行して、ココナラで教材作成や資料作成の副業をしています。
教育関係のお悩み相談もお受けしていますので、興味がありましたらページにお越しください。
教員から医療事務への転職。
業界は違えど、活躍している人がいることは大変勇気づけられますね。
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ツツミさんのTwitter(@kyozai_kobo_223)
中学教員から転職して事務職の正社員になったこあらさんの体験談はこちら↓