「30代だけど、教員から転職ってできるのかな？」
「やっぱり若い方がいいって言われるけど……」
「転職活動を始めてみたけど、お祈りメールの嵐で苦戦している」
そんなお悩みをお持ちの方へ向けた記事を書きました。
現在は企業の採用面接や新人教育も担当しています。
Twitter（@SatoruTeacher）のフォロワーさんは4,000人以上！
おかげさまでたくさんの人とつながることができて嬉しいです。
結論を言うと、30代教員でも転職はできます。
そして、あなたが30代前半なのか、それとも30代後半に差し掛かっているかによって戦略は変わってきます。
＜30代前半＞
- ギリギリで未経験業界へもチャレンジできる
- 転職エージェントの力を借りることで成功率アップ
- オンラインスクールなどでスキルを身につけて市場価値を上げる方法も
＜30代後半の場合＞
- 前職を活かした転職が望ましい
- 教育業界や、起業・フリーランスになる人も
- 知人のツテ（リファラル採用）で求人を探すやり方もある
この記事を読んでいただければ、あなたの転職成功率がぐんと高まりますよ！
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もくじ
30代前半の教員の転職戦略
ギリギリで未経験職種にもチャレンジできる
30代から未経験の業界へ転職は可能なのでしょうか？
ほとんどの企業は、未経験・第二新卒の採用を30歳未満としています。
未経験で１から業務を教えるとなると、前職の慣習に染まっていない、頭が柔らかく仕事の覚えも早い20代の若者を採用する傾向にあります。
教員から異業種への転職は難しい面も
特に教員（公務員）ですと、企業側も色眼鏡で見てしまいます。
「お役所に染まっていて、融通が利かなそう」
「きちんと民間企業で働いてくれるのだろうか？」
あなたがせっかく素晴らしい人材であっても、書類選考で落とされてしまう可能性も。
そこで、企業との太いパイプを持ち、求職者を人事に売り込むのが上手な転職エージェントを上手く利用するのが、賢い戦略です。
転職エージェントのパワーを借りる
実際に僕も現在勤めている職場は30歳までが未経験での採用の足切りだったのですが。
エージェントから、ExcelなどのPCスキル、未経験業務への学習意欲の高さなどを推してもらい、面接にこぎつけたという経緯があります。
普通に応募していたら、書類選考にすら進まなかったでしょうね。
オンラインスクールでスキルを身につけて転職する
さらに、社会人向けのオンラインスクールでスキルを身につけてから転職する方法もあります。
完全オンラインで講師との面談や授業が完結するスクールもたくさんあります。
授業料がかかってしまいますが、理想の働き方に近づける、今後年収がアップ期待があることを思えば将来の自分への投資として考えるのもよいでしょう。
＜オンラインスクールと相性がいい職種＞
・プログラマー
・Webマーケター
・Webデザイナー など
最近では、ネット上でモノが売れる仕組みをつくるWebマーケターは特に人気の職種！
コロナ禍でネット集客ができる人材を求めている企業はたくさんあります。
30代前半の教員の主な転職先
それでは、30代前半の教員に多い転職先をご紹介していきます。
教員の転職先については、こちらの記事もぜひご参照ください。
学校の先生からの転職が多い７つの職種について触れています。
営業職
営業職は企業がモノやサービスを販売するのになくてはならない職種。
求人の数も多いですし、様々な企業があります。
教員のプレゼン能力や傾聴スキルを活かすことができる職種でもあります。
ITエンジニア
エンジニアは、企業のシステムを作成したり、サーバーなどの保守管理をしたりと、情報化社会にとってなくてはならない存在。
コロナ禍であっても、求人数はたくさんあります。
リモートワークや独立がしやすいのも特徴。
学校教育でも、プログラミング教育が導入されましたね！
31歳の時に小学校教員からエンジニアへ転職しただいすさんの体験談です↓
30代後半の教員からの転職は、今までの経験を活かす
30代後半になると、異業種への転職は難しく、今までのキャリアを活かす方向で考えていくのが現実的です。
求人への応募も転職サイトやエージェントだけでなく、最近では知人のツテなどを頼ったリファラル（縁故者）採用も増えています。
企業の人事や採用担当の方にコネクションがある人は、これを機に連絡をとってみるのもいいでしょう。
30代後半の教員の主な転職先
教育関連
学習塾の講師、幼児向けお受験教室、放課後等デイサービス、学童支援員など。
教員で長年勤めた経験がプラスに働く職種もあります。
子どもが好きで今後も教育と関わっていきたい方にはピッタリの職種です。
起業・フリーランス
既存の学校という枠を飛び越えて起業する方もいます。
今までの教育に関する困りごとや気付きを上手く活かせれば、新たなビジネスチャンスとなることでしょう。
また、フリーランスとして活躍する人もいます。
教育関連のメディアのライターや、美術や音楽の特技を活かして講師を務める。
YouTuberデビューされる方もいます。
時間に縛られない生き方ができるのは、とても魅力的です。
他の自治体の教員、私学など
教員という仕事自体がイヤでなければ、有名私学などに転職してスキルアップをはかる方法もあります。
他にも給与や労働面で条件のよい自治体や、自分の生まれ育った地元に戻るなど。
教員不足に悩んでいる自治体は多いので、即戦力として歓迎されます。
30代の教員におすすめの転職サービス
僕が実際に登録していた、30代の方におすすめの転職サービスをご紹介します。
ビズリーチ
CMでよくみかけるビズリーチは30代以降の方に特におすすめです。
レジュメをきちんと登録しておくことで、興味を持った企業からあなたへ直接スカウトメールが届きます。
すぐに転職しなくても、自分にどれくらいの市場価値があるのか判断でき、仕事上の自信にもつながります。
自治体や教育系の求人もあるので、今までのキャリアを活かしたい人にもピッタリです。
＼年収600万円以上の求人が多数／
ビズリーチ公式サイト
リクルートエージェント
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また、転職活動が上手くいかなかった時も、不採用の理由を人事から聞き取ってもらえるなど。
フィードバック体制が充実しているのも、おすすめポイントです。
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