「技術科の教員として頑張っているけど、転職先ってあるのかな?」
「このご時世、学校の教員からでもホントに転職できるの?」
今回は、そんなお悩みにお答えする体験談をご紹介します。
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おかげさまでたくさんの人とつながることができて嬉しいです。
今回は、僕のブログがきっかけで見事、中学校の技術科教員から情報サービス業界の営業職へ転職を決めたオキヒロさん(@OKIHILOG) からの体験談をご紹介。
ブログ:挑戦し続ける中学教員が元気をお届け「OKIHILOG」
・技術科の教員になるという夢を一度叶えたため
・60歳まで今の仕事で働きつづけるイメージがわかなかった
・人生一度きり、もっと色々な経験がしたい!
「有限実行!」「JUST DO IT」がモットーのオキヒロさん。
いったいどんな転職活動を経験されたのでしょう?
この記事を読んだあと、あなたも理想のキャリアを叶えられる勇気がわいてきますよ!
もくじ
技術科教員からの転職体験談
そもそも教員になろうと思ったキッカケ
僕が中学校の技術の教員をめざすきっかけとなったのは中学3年生の時です。
お世話になっている先生と話をする中で、先生がとても楽しそうに仕事をしている様子が印象的でした。
自分の好きな教科である技術の先生になったら、毎日が最高なんだろうなと思って、そこから技術の教員をめざしました。
また、部活も積極的にやりたいと思っていて、テニス部の顧問になって全国大会に出場できるチームをつくると意気込んでいました。
教員時代の思い出
4年間を振り返ると、どの年もとてもすごく印象的で一言で語ることはできません。
1.2年目は学級経営もボロボロ、心も体もボロボロでした。
正直、当時の僕自身が人間としてかなり未熟者だったのです。
その失敗経験もあり、3.4年目ではかなりパワーアップしてとても楽しく教員生活を送ることができました。
特に4年目の今は、子どもたちと一緒にいるだけで笑顔になり幸せと感じています。
技術科教員からの転職理由
転職しようと思ったキッカケ
理由は主に3つです。
教員としての目標がなくなった
僕は今まで技術の教員になることを目標にしていました。
その目標を達成して、ある程度仕事をこなせるところまで成長した今、次の目標を見出すことがなかなかできませんでした。
60歳まで今の仕事を続けるイメージが湧かなかった
教員の仕事は20代の僕でもなかなかハードな職だと感じています。
体のケガもするし、心も傷ついてしまう職です。
僕はそんなリスクを負ってまで、教員をやり続けるイメージが湧きませんでした。
もっといろんな経験がしたいため
人生は一回しかないので、このまま教員として死ぬのは絶対に嫌です。
いろいろな人に会って、いろいろな経験をして、自分自身の価値を高めて、もっともっと人に喜んでもらうことをしたいと思っています。
教員はいろいろと制限がつく職なので、その制限から抜け出して自分自身の成長にコミットしようと決意しました。
転職活動での良かったこと、苦労話など
良かったこと
自分自身を振り返ることができたのは、本当に良かったと思います。
・なぜ教員になったのか
・教員生活はどうだったか
・これからどんな人生を作りたいのか
上記を考えるだけで転職活動の価値はあります。
そうすると必然的に転職の方向性が定まります。
メンタル的に少ししんどかったこと
・退職の旨を管理職に伝えたのちに転職活動を始めなければならなかったこと
・内定をもらっても教員から「おめでとう」は貰えないこと
ここは、教員から転職する方は覚悟しておいた方がいいと思います。
今の企業に就職を決めた決め手
自分自身が成長できる環境が保障されていたためです。
企業側も個人の成長を応援してくれる風潮があり、絶対にここに入りたいと思っていました。
ダメもとで応募しましたが、無事に内定をもらえてホッとしています。
使用した転職エージェントや転職サイト
リクルートエージェント
ベテランの方が担当になり、かなりの情報量のもと親切に対応してくださいました。
最終的にはリクルートエージェントに一本化して転職活動を進めました。
doda
カウンセリングでは、親切かつ丁寧に対応してくださいました。
担当との相性も良かったのですが、求人の内容がいまいち僕の求めるものとずれていたので、途中からは辞退させていただきました。
workport
エンジニア職も検討していたため一応登録しておきました。
カウンセリングもとても丁寧に対応してくださいました。
途中からエンジニア職を除外したのでこちらも辞退させていただきました。
転職を志す教員へひとこと
僕は教員を経験できて本当に良かったと思っています。
教員になって人間として成長することができ、これからの人生を作り出す勇気や行動力も大きくなりました。
少しでも転職を考えているのであれば、まずは自分自身を見つめ直して自分がどうなりたいのかを考えてみるのもいいのではないでしょうか。
技術科教員からでも転職はできる!
人間関係に疲れて、心身の健康を崩しそうになって…
などどちらかというと後ろ向きな教員からの転職が多い中で
「とても楽しく教員生活を送ることができました!」
と教員生活をやりきって次のステージに羽ばたかれる姿がとても印象的です。
きっと生徒思いのアツい先生だったのでしょう。
情報サービス業の営業職という分野でも、「JUST DO IT!」のマインドを活かしてきっと輝かれるはず。
オキヒロさんのこれからのますますのご活躍を祈念しています!