「コロナショックのせいで教員からの転職事情はどうなるんだろう?」
「教員やめたいけど、他に転職先なんてあるんだろうか…」
おかげさまでTwitterのフォロワーさんは3,800人。
たくさんの人とつながることができて嬉しいです。
これを書いている2020年3月、新型コロナウィルスの影響で、ヒト・モノ・カネの動きが大きくストップしています。(*2020年11月 情報を追記しました)
『日本は新型コロナ不況、中国は3.9%成長に減速、世界は景気後退入り(Yahooニュース)』
今後、日本経済は不景気になるのでは?という見方が世の中の大半をしめています。
転職を志していた教員のみなさんも、かなり不安に思っているのではないでしょうか?
もちろん、今後本格的な不景気となれば教員からの転職はかなりきびしくなることが予想されます。
その一方で、「教員をいったんやめて次のステージへ進みたい」という先生たちがいることもまた事実。
僕もDMでご相談いただくことが多く、先生たちの不安に回答する気持ちで今の思いをまとめてみました。
・教員を続けながら転職活動する
・転職市場に必要とされるスキルを身につける
・これから伸びていく業界へ転職する
・不景気にも強い業界へ転職する
・他の校種・自治体へ転職する
不景気だけど教員やめたいあなた、この記事を読めばこれからの時代の転職戦略がわかりますよ。
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もくじ
教員を続けながら転職活動する
仕事を確保しつつ動く
まず前提として教員という比較的安定した身分をもちつつ転職活動をすることをおすすめします。
(参考)教員が転職活動をはじめたタイミング
・在職中 52.5%
・休職中 27.5%
・退職後 20.0%
*2019年7月 Twitterでのアンケートより 回答数137名
僕は実は少数派の教員やめてからの転職組なのですが、これは比較的好景気な3年ほど前だからできた話。
今の仕事をもちつつ、転職活動するのがよいでしょう。
どうしても教員がツライという方は、自己責任にはなりますが「休職しつつ転職活動をする」という手もあります。
実際に休職→寛解→転職活動→内定ゲット→転職 という流れをたどった方もいらっしゃいます。
家にいながらにして転職活動
またコロナウィルスの影響で企業も説明会や面接自体を延期している場合もあります。
その一方で一次面接をWEB上でおこなってくれる会社もあります。
Skypeや電話をつかった面談ですね。
転職エージェントも電話やWEB等をつかった面談に切り替えています。
うまく利用すれば、忙しいあなたも家にいながらにして転職活動ができます。
もちろん、エージェントに電話相談のうえ実際に転職しなくてもOK!
時間が空いているうちに、動けるだけ動いておくことをオススメします。
転職市場に必要とされるスキルを身につける
WEB運営のスキルがあると声がかかる場合も
あんまりTwitterでドヤるのもどうかなと思って公表していないのですが、僕の場合SNSで発信をしたり、ブログ運営をしているうちに。
WEBマーケティングの会社から
「一緒に仕事をしませんか」
「ホームページの記事書きの案件があるのですが、やってみませんか?」
(3000記事×3つで1万円とかもらえるらしい)
というお声も実はいただいています。
ちなみに、余暇は家族とすごしたり、ブログ運営にあてたいので今のところ断ってます(笑)
プログラミングやWEBデザインがオススメ
というわけで興味がある方は、例えばTechAcademyのWEBデザインコースやホームページ制作コースなどでITスキルを学んでおくのもオススメです。
自宅にいながらにして学べるオンラインスクールなので、仕事をしながらでも時間をやりくりすればきちんと学ぶこともできますよ。
ただしそれなりの料金(10万円程度から)がかかります。
社会人の習い事で一生学んでいけるスキルと思えば安いものかもしれませんけどね。
僕も独学でWEBデザインやブログ運営を学んで、この世界の奥深さや今後の可能性を実感しています。
まずは、スキルアップして自分の市場価値を高めてから転職するのもアリです。
これから伸びていく業界へ転職する
・ITエンジニア
・ネット広告業界
・エンタメ業界
ネット広告は外出自粛などで家でネットやスマホを見る機会も増え、どの企業も注目している媒体です。
コロナ禍の状況にあっても健闘していますね。
ネットを通じて集客を行う、Webマーケティング業界に転職するという手もあります。
またエンタメ業界は動画配信サービスを中心に需要が伸びています。
エンタメもVR体験や動画関連など、IT技術とからめた家にいながらにして体験できる業界の方が強いと思っています。
5G通信の導入でやり方しだいでは、集客方法をのばして売上も伸ばせる業界である。
対面営業だけで集客をしていないか?
今後も技術革新が見込める分野なのか?
転職先を冷静にみきわめる必要があります。
不景気にもつよい業界へ転職する
・医薬品
・電気、ガスなどのインフラ
・化学メーカー
・(一部の)機械メーカー
医薬品、インフラ関連、化学メーカーなどは不景気に強いと言われています。
景気が悪くなっても体調がわるくなれば病院にいきます。
また化学メーカーもさまざまな製品の原料となる素材を作っているので、比較的不況に強いと言われています。
中国製品にあまり依存をしていない機械メーカーも狙い目です。
事前にホームページやエージェント経由で下調べをしたり、面接の際に「コロナウィルス騒動では御社にはどんな影響があったのでしょうか?」と聞くのもあり。
「私は〇〇だと思っています。状況を乗り切るためには〇〇な対策が必要という理解で合ってますでしょうか?」
とチラリと自分の分析力をアピールするとさらに効果的(かも)。
別の校種・学校へ転職する
「職場の人間関係がイヤでやめたい」
「長時間労働がつらすぎるので転職を考えている」
教育そのものは好きだ!でも転職したい!
という方は、たとえば別の校種、別の自治体、別の学校法人などへ転職するという手もあります。
どこの自治体でも教員不足が叫ばれています。
経験のある教員はどこに行っても重宝されますよ。
また親元を離れて生活をしている方は、これを機会に地元の自治体に戻るなど、生活スタイルを見直すという手もあります。
転職先を充分にリサーチしたうえで、教員をつづけるのもアリだと思います。
動乱の世の中だからこそ、少し冷静な目で。読者のみなさまが少しでも理想の働き方に近づけるよう願っております。
https://tenshoku-teacher.com/2020jobchage/